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設定厨は迫られる




その瞬間、世界は壊れて散った。


ある設定厨が思いついた戯れのために・・・・・・





◇◇◇



「今日の設定も完成度が低かったなァ、論理的に破綻しててこれじゃあ最後はただの脳筋じゃないか」

 そう独り言ちて次の設定を探し始める。一般リーマンの暇つぶしには数多の創造主が作った世界を見て論理的な破綻を見出すのが趣味の典型的なクズだが、今日も帰宅後に最近ハマっている小説サイト巡りをしている。少し前に異世界モノが世間的な流行をみせて文頭での同じような展開から一部では異世界テンプレと揶揄されるお約束を量産したことにより投稿の心理的な敷居である1話目を多く生み出すことになり結果として良作が増えたのは良い循環であるといえる。

「ってもう寝ないと明日・・・今日も早いからな」

 さっさと寝る準備を整えて布団に入る。いつも通り布団の中でも作品をチェックしながら寝落ちするのがいつものスタイルだ。暗くなった部屋で文字を読むのは目に悪いとか目に悪くないとか研究があるが、実際目が悪くはなっているのでどこかのタイミングで辞めなければと思いながらも中々辞めることが出来ないでいた。

 それでそれでさっきの続きを・・・・・・ん?これは・・・クッ!!



いつのまにか彼は見たことのない場所に降り立っていた。

「は?寝てないんだが??」

どうやら他にも漏れず転移させられてしまった俺、こと災海保さいか たもつはいつのまに横になった姿勢から立っているのか真剣に考えていた。


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