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006

 梅雨明けですがカラっとしない日々が続いています。割と早めの梅雨明け宣言だったからだろうか。梅雨が明けたところで雨が降らなくなる訳ではありません。戻り梅雨、半夏雨が何日だったかは忘れたが今日は大雨なことには変わりない。出来れば今日であってほしい。


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「こっちは快適でいいねえ。私の家は住みづらくてかなわない」

「クーラー付けてないもんね」

「あれは人を駄目にする機械の一つだ。幾ら温暖化が進んでいるとはいえ、公共の場はともかく家くらいクーラーを切ったらどうかね。寧ろ温暖化が進んでいるからこそか」

「なんで家で苦行を……? いや、そうやって死んだお年寄りも」

「我々が老人とでも? 若いんだからそのくらい耐えてみろ」

「……君の精神は老成していると思うけどね」

「褒め言葉をどうも」

「若いっていいですねー」


 と、シルビアが風と共に現れる。何時ものように黒瀬を誘い、魔法訓練を行うらしい。という訳で雑談が終了して私は一人になるので、その間スキルレベル上げに励む。


 

朧LV12 咎人 スキル【片手剣8】【蹴り8】【跳躍5】【調教6】【召喚4】【ステップ5】【鷹の目5】【短刀8】【掴み6】【投擲6】【二刀流5】


控え【大物食い2】【暗殺10】【疾走6】【博徒5】【直感4】【歩行4】


月夜見LV8 玉兎 【蹴り10】【跳躍7】【回避7】【奇襲4】【幸運5】【高揚3】【察知1】


 スキルレベルが低いものを優先して使う。特定状況でしか使えない大物食いを除くスキル群のレベリングを行った。鍛錬であるからあらゆるパターンが試せる。例えば二刀流、単純に考えても片手剣と短刀、片手剣二つ、短刀二つで三パターン。投擲も織り交ぜながら月夜見と遊んでいると、何時の間にか月夜見が察知を習得していた。多分何かしらの回避に役立つのだろう。

 今後のことも考えてスキルの組み合わせをパターン化でもしようかと思い、スキル欄と睨みあいを続けているとシルビアが一人戻って来た。


「何を?」

「少しでも強くなりたいからね、スキルのことを考えていたのさ」

「ひょっとして先程までスキルレベル上げを?」

「その通り」

「…………そういえば」


 シルビアが何かを取り出す。人形? 五体で人くらいの大きさのそれはカタカタカタと動き出し、一斉に私の方を見た。


「昔ゴーレム製作に手を出しまして、その時作ったものです。失敗作ですけど」

「失敗作?」

「一度命令したら魔力が切れるまで動き回り、他の命令を受け付けないんですよ。訓練程度なら使えると思いますので使ってください」

「助かる」


 早速魔力を込めて使ってみようと手を伸ばし、取りあえず自己防衛を命じて片手剣を右手に持つと、その様子を眺めていたシルビアが待ったを掛けた。


「その剣は?」

「……初期装備に変更した方がいいか」

「私はそのような剣を見たことがないのですが」

「……試作品を譲り受けた」

「何処の?」

「人魚」

「人魚……」


 シルビアは意識を思考に傾けてしまったので無視し、人形に向かって歩く。およそ半径3mまで接近したところでその手を動かし私へ向かってきた。当然ながら迎え撃つ。人形は手そのものが武器だ、指が刃物。それを躊躇なく私の首元へ伸ばす、そういう風にカスタマイズされているのか手長猿のように長い腕だった。

 シルビアは未だ思考に没頭している。


「ふう……」


 中断させるのも悪い、少し攻撃的な人形だがそれだけだ。十分対処できる。冷静にステップを使い後退、人形は前傾姿勢で更に踏み込んでくる。それを片手剣で流し、構わず迫ってくる人形に蹴りを加える。重い、そして胴体に鉄板でも仕込まれているのかというくらいに硬い。先手を取る必要があると考え、疾走からの跳躍。浮いた私に腕だけ動かして胸を突き刺そうとするけれど、少しずつ鷹の目を活用することによって強引に身体を動かして脇まで逸らす。着地しながらそのまま脇に挟んで跳躍とステップを同時使用。急な動きにバランスを崩しかけた人形に足払いして止めを刺し、転倒させる。思った通り重心が不安定だから立ち上がれない。起き上がろうとバタバタ、結果的に地面を引っ掻いている音でようやく思考から解放されたシルビアが、人形を見つめ続けてその拙さに思い当たるまで十秒を要した。


「そういえば……封印した理由は危険だったからでした……」

「中々良く出来ていると思うが」

「忠実な守り手が欲しかったんですがね。この程度の戦力なら必要ないですし。必要ないですか?」

「いや、使わせてもらう」

「それではこのくらいで」


 まあ絶対安全な人形と遊んでも面白くない。少しくらいスリルが有った方がいいのは間違いないだろう。シルビアが去った後も人形と戦い続けた。そのうち一対二を試してみようと二つの人形を起動させたら、同士討ちし始めたので断念。確かにこれは使えんわな。最終的に一気に五体くらい起動させて乱戦を試してみた。



 書斎の資料を読み漁る。


「玉兎……」


 この世界についての知識が足りないため、単純に知りたいのだが、特にその中でも知りたいのが烏について。未だ平原で出会った烏の正体を知れていない。が、何故か先に玉兎についての記述が出てくる。玉兎、月の兎、白い体毛赤い瞳幸運の象徴、誇り高いが臆病で素早い。あまり人前に姿を見せないうえに出会ったとしても直ぐ逃げてしまうので、未だ分かっていないことも多い。成程それなりには希少な存在らしい。

 それで烏だが、それらしき存在を見つけた。金烏だ。玉兎の対として語られる、太陽の魔物。玉兎と同じように白くて赤い目を持ち、光を操る。自分の朧げな記憶とイラストを見る限りでは、二本足だった。


「偏光……放射、自動回復……」


 遭遇確率は低いらしいが、自分はまた会えると何故か確信していた。根拠は何一つないから勘以外の何物でもない。その時、攻略するためには手札が足りない。資料によれば使うのは光で、フラッシュによる目くらまし、レーザーなど。ならば勝負を掛けるのは夜以外ありえないだろう。その程度の準備じゃ足りないのは明白、メタも必要だ。玉兎の場合は高速湧きと一部屋であることから遭遇と逃走の問題が回避され、ハメることによってその持ち味を殺しどうにか倒した。金烏の場合は? 相手は鳥だ、飛んで逃げられるのは避けたい。最初にやるべきは地に堕とすことだ。そうじゃないと話にならん、その為に必要なことは何か。また資料を読み漁る。



『ユートピア第三談話室』

『レアモンスターについて 五時(予定)~』

『参加資格 未だ他のプレイヤーが所持していない魔物を調教(召喚)していること』



「では皆さん証拠を」

「私は既に見せたと思うが?」

「記念写真を撮りたいんです」


 調教や召喚している魔物は、談話室に持ち込むことが出来る。折角の機会ということで、月夜見などのレア? 魔物たちを一斉に並ばせる、ドラゴンが一際異彩を放っていた。


「カーバンクル、レッサードラゴン、リトルユニコーン、玉兎、R-02人型」


 ロボットも輝いているが。やけに愛嬌がある、私としてはそれが褒められたいが為に利口を演じているようで気に食わない、そんな穿った見方をするのはおそらく私だけであり、ユニコーンの主などなど心の綺麗な人間ばかりであった。顔を隠しているのは私だけ。そして調教というのは私という例外を除けば基本的に懐柔でしか為されないらしい。何気ない会話で自身の特異性を知った。つい先ほど、殺して召喚獣に仕立て上げるという方法を用いているのは私程度だと知ったのだ。当然隠す。


「朧さんはどうやって玉兎を?」

「私はこの中で一人顔を隠している臆病者なんで、肝心なことは話せないが、それでも話すのならこの玉兎はチュートリアルで手に入れた。どうやってかといえば、何十回何百回の試行錯誤さ。この中で一番暇人の自覚がある。間違っているかもしれないが、皆さん初々しくライトプレイヤーだろうから私が一番のヘビープレイヤーなんだろうな。兎に角、一回で駄目なら十回、十回で駄目なら百回やってみたまでさ」

「なんか凄いです」

「ゲームしかやることがないのは……喜ばしいことではないが。どうやら私が特例なだけで、皆さん方は少なからず運の要素で手に入れたらしいじゃないか。だったら私が此処で堂々と、さも同じ立場で話すのは筋違いじゃないかね」

「いえ……この中で一番やりこんでいるのならぜひ纏めてください。僕ら皆、偶々手に入れただけで具体的な方法を話せと言われても話せませんし。この集まりだって」

「分かった。んじゃスキルの確認だ」


 カーバンクル【金運】【火強化】レッサードラゴン【吐息】リトルユニコーン【自動範囲回復】玉兎【幸運】R02人型【小銃】


「こう見ると、カーバンクルと玉兎は似たような魔物なのかね」

「スキルは良いんですけど……」

「多分カーバンクルがスキル特化でこっちは戦闘力も多少は兼ね備えている、そんなところだろう」

「小銃とか、ロボット固有ですかね?」

「分からん。プレイヤーが使える可能性も無きにしも非ず、しかし……当分先のことだろうな。それにつけても私にゃドラゴンとユニコーンが羨ましい、レッサーリトル進化の可能性を含んでいるじゃないか」

「育てるのが大変なんですけど。序盤でこんなの引いたって」


 ふと私は兎を見る。兎は同族? のカーバンクルとじゃれあっていた。穢れちまった兎はユニコーンに近づく気などさらさらなく、ドラゴンロボットどれも兎より大きくて威圧感を与える存在だった。ドラゴンとユニコーンがそれでも当たりだと無言の抗議をしている。兎はそれに乗じようかとも思ったが、思いとどまった。僅かに残っている誇りが、それを止めさせた。兎は黙してなお利用価値を証明する忠実な僕であろうという心遣いを見せた。だから私は金烏いいなと思っていた心を、戒めた。ロボットの方が気になる。


「ロボットは、なんか海岸に打ち上げられているのを見つけて、近づいたらよく分からないけど召喚獣として契約出来たというか、なんというか」


 そりゃ羨ましい、と言いたくなったがよくよく考えればここに来るのはそういう羨ましい方々でしかない。私はやはり場違いだった。結局この段階でレア魔物を手に入れるのは運でしかない、明確な方法などないし、清らかな心でも持っていればユニコーンがやって来るんじゃないですかね(女性限定)という投げやりな結論に終わる。




「時々移民を受け入れる受け入れないで揉めるが、結局は受け入れたところで同じ待遇ってわけにはいかんから、それを受け入れてでも移民となろうと決意するくらい過酷なのか」

「つまり何が言いたいの?」

「島国日本万歳」


 また、流れ者はその性質上汚れ仕事に手を染めることもある。


「これがリストです」

「了解」


 要するにPKKだった。基本的にプレイヤー間の争い事はプレイヤー間で解決するべしという考え方が浸透している。だから、NPCは干渉されない限りPKを捕まえない。PKもそのくらい弁える、が見逃すというのもおかしな話であり、かといって干渉するのは今後プレイヤーとの間にしこりを残しかねない。私としては杞憂だが、こんな(NPC的には)些細事で問題を起こすわけにはいかない。じゃあ放っておけばいいだろうとも思うが、街の管理者の一人であるシルビアにはどうにも許し難い事柄らしい。だから同じプレイヤーに依頼するという迂遠な方法を採る。私はもうすぐこの街を出ていく身であるから、PK達との間でいざこざを起こしてもさして問題にはならない。


「なんか、仕事人みたいだね」

「私は悪代官の方が好きだが。人の世は悪の華さ、正義なんて語りたかない。吉良さんになりたいんだよ私は。いずれにせよ、悪を以て悪を為すただそれだけさ。それにつけても金のほしさよって感じにね」

「それでいいの?」

「悪いか? 善い悪いではなく根源的な問題だとしても、変わらんよ」


 その有様は、さぞかし醜いのだろうが。私も、PKも、何も変わらない。存在しようがしまいが、関係ない。だから私は、路銀でも稼ごうと短刀を手に取る。そこに罪悪感を覚えることはない。此処はゲームだった。

 この数日間で何とか習得した隠密を無意識有意識で使用する。気分は、隠密同心にでもなったつもりで。実際やろうとしていることは、あんまりにもありふれた金稼ぎでしかないのだが。気負っちゃいかんね。


 朧LV12 咎人 スキル【暗殺10】【隠密4】【蹴り8】【疾走6】【跳躍7】【鷹の目5】【短刀8】【直感4】【掴み8】【投擲7】【歩行4】


控え【大物食い2】【片手剣9】【博徒5】【召喚5】【ステップ6】【調教6】【二刀流6】


 犯罪者たちは堂々と、裁かれないとでも思っているのかアジトに住んでいた。実際私も犯罪者であり、裁かれないと思っているから所詮同族。ただ私はこそこそ隠れ住んでいるから、一枚上手だっただけだ。忍び足でアジトに入る、ログアウト状態のプレイヤーがぐてんとベッドに垂れている。誰もいないのを確認して、静かに短刀で急所を切り裂いた。


「ふぁあああ」


 そこに、現れるアジトの住人。私は死亡によるリスポーン地点への移動で消失したプレイヤーのように、ぐてんとベッドに垂れた。


「あれ? こんな奴だったか?」


 迷い、私から一瞬目を離した隙に背後からの強襲。声を出させないように仕留める。しかしそうそうは上手く行かず、大声は出されなかったのだが抵抗しているところを他のプレイヤーに目撃された。


「敵か!?」

「ご明察」


 即座に短刀を投擲する。屋敷に滞在している最中に短刀は安価な物を幾つか手に入れたから、遠慮なく投げる。ログアウト中で無防備なプレイヤーは後で殺せる、大事なのは今ログインしているプレイヤーに逃げられないこと。刺し違えてでも殺せというのは少々過激だと思ったが、雇い主の意向に逆らっても意味はないので。不意打ちするのはともかく、されるのには慣れていないのかあっさり倒れてくれた。するにしても、普通拠点に襲撃なんぞかけんよな。時間帯の問題もある。大半がログアウトしている時間帯を狙ったのが功を奏したのかそれ以降敵との遭遇は無く、無事殲滅完了。私も眠かったので直ぐ屋敷に駆け込みログアウトして寝た。




「戦で夜討ち朝駆けがどの程度行われたかは知らんが……日本人は奇襲好きらしい」

「……うん」

「時々武士道とは何だろうか考える。今じゃ、”サムライスピリッツ”であって無責任社会があっという間に成立し、侍が消えサムライが我が物顔で闊歩する時代。勝てば官軍負ければ賊軍が、今でもまかり通っている」

「勝った人が正義だっけ」

「死人に口なし、生者だけが死人を冒涜できるのさ。生きていれば、まだ勝ちの目がある。棚から牡丹餅というより、人生塞翁が馬。一寸先は闇だけれど、そんな人生で、己の矜持を貫けるのか。貫いたのが侍だった」

「あのさ」

「新撰組は卑怯だが侍だったなと今しがた思った」

「どうしたの?」

「全ては闇討ちに対するみっともない言い訳」

「?」


 やり終わってから思うのは、やはり卑怯だったなということ。PKもやらなかったホームへの強襲は、大人気ないというか、明らかにこちらが悪であり、後味の悪さが残った。全ては終わった事だった。私はもう旅立つのだから、もうすぐ関係なくなる。


「行くの?」

「行かないわけには、いかない。PKによる報復も怖い、この街に滞在する意味の大部分が消え失せている。黒瀬とは別れることになるが」

「そうだよ」

「協力プレイじゃあるまいし、一人で楽しみな」





 という訳で、また一人旅。今度は西を目指してみようかと思う。今まで居たのが東側らしいという単純な理由、西は人族が多めの領域らしい。正直言って、人か亜人かどちらが好きかと訊かれれば亜人なのだが、戻るのは気が引ける。とはいえ、竜人なども住んでいるらしいからそれに期待しよう。もっとも、咎人だからと排斥されるかもしれんが。


「召喚獣も、増やすべきだが……」


 現状唯一の召喚獣である月夜見が持っていく魔力は多い。今では多少の余裕があるが、それでも主戦力として使えそうな召喚獣を使うために必要な魔力は足りないのではという疑念、月夜見は贅沢過ぎる。かといって、魔力の余りで賄えるゴブリンを使役するかといえばそれも違う。

 贅沢だ、と考えを打ち切る。足下に目を向けた、道がある。今までは森だ平野だで、整備された道などなかった。それはそれで、歩行スキルの習得に繋がったのだが、普通に移動する分には道が有った方がいい。この違いは人口の差、それから民族性の差に起因する。東は多くの種族が生息し、その生活は自然と密接な関係である。西は人族が多め、彼らは開拓者。フロンティアスピリットと言えば、聞こえはいいかもしれないがやはり……


「おう、姉ちゃん」

「私か?」

「そんな、さっきからのんびり一人で歩いてどうしたんだ」

「西へ行こうかと思ってね。何処へ行くかなんてものは決めていないんだが、取りあえず向かってみて、それで何をやるか決めよう。差し当たっては、歩いてみようかと」

「物好きも居たもんだね、こんなまだ日が射しているというのにそんなカッコでさ。どうだい、乗ってかないか? 行き先は一つ先の街だ」

「その甘言に乗せられて私は奴隷になるんじゃないかと不安になるんだが。こんな旅人など放っておけばいいのさ」

「なに、金は取る」

「よし乗った」


 道の上を、明らかに馬ではないが具体的に何かと言われれば馬車に乗って、歩行よりは速いがゆっくりと。エルフの街が遠ざかっていった。あそこは東と西の合流点だった。同じ、すれ違う馬車のような謎の生き物が引く車に手を振る。鼻息は蒸気音のようだった。私は自分が、文明の中に入っていくのを感じた。反骨心、というよりくだらない反抗心で東で出会った人々に思いを馳せた。そういや、咎人でありながら咎人の村に居た期間はごく僅かだった。何故だろうか。確かに咎人を選んだというのに、咎人であることを否定した。咎人でありながら、咎人に染まることを拒否した。なら最初から選ばなければよかったのか。しかし……過程においても、結果においても、大した問題は起こらなかったから別にいいか。

思いつきによる設定変更。調教師召喚士両方のカテゴリに属する魔物を扱える+調教師として調教獣へのボーナスと召喚士としてのボーナス。調教獣を召喚獣として扱える。を、本来調教は調教対象の魔物が生存していることが大前提だが、召喚士も兼ねている朧は死亡時に契約して召喚獣に仕立て上げることが可能に変更。


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