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B君

 お盆休みである。

 帰省したら、案の定例の父上からまた不思議な話を聞くことが出来た。

 ので、早速。


 過去の話を読んでくださった方なら、私の父が不思議な事に多く遭遇している事をご存じだろう。


 またである。


 父の同僚でH君がいる。

 そのH君の友人が今回のキーパーソンだ。B君としておこう。

 

 このB君、大変霊感が強いお方らしい。

 私はお会いしたことがないので知らないが、とにかく凄いらしい。


 B君曰く、昼間でも霊は動いており、気さくな霊? は話しかけてくるそうだ。

 その為、霊と会話しているのか人間と会話しているのか解らなくなる時があるらしい。

 あとから「あぁ、あれ霊だった」と気づくそうだ。


 もしかしたら、私たちも知らないところで霊に話しかけられ、生きている人間だと思い返事をしてしまっているのかもしれない。


 が、大抵は解らないだろう。


 基本、子供の霊はいたずら好きであったり、ただ遊びたいだけで、有害な霊ではないそうだ。

 死んだことがわかっていない、というのもあるかもしれない。


 しかし、ヤヴァい霊というのはやはり存在するらしい。

 昨日更新した中で、とある作家さんのお名前を挙げたが、彼女の作品にも良さそう? な霊と、危険な霊が出てくる。

 そういうことなのだろう。

 凡人には解らないが、人間に善悪があるように、霊にも善悪があるのだ。


 しかし凡人には解らない。※二回目


 話を戻してH君とB君である。

 その日、二人は遊んでいた。

 別に心霊スポットにいたわけではない、普通の場所にいた。

 人も行き来する、どこにでもある場所だ。


「多いなぁ。たくさんいるんだ、ここにも、そこにも、あそこにも」

「はぁ……」


 B君は、霊が異様に多い、と話していたという。

 真昼間だというのに、わんさかいたらしい。

 霊感が全くないH君は、そう言われても解らないので話を聞くだけだった。

 悪い霊はいなかったのだろう、B君も警戒していなかったに違いない。

 

 B君はしょっちゅう霊と会話している(世間話的な)らしいので、H君も慣れているそうだ。

 害がないのならば、特に怖がる必要もない。

 夏だし、お盆も近いし、霊が活発なんだろうということでその日は何事もなく終わった。


 問題は父上が絡む翌日(数日後?)である。


 父とH君は仕事に出掛けた。

 父の車にはドライブレコーダーがついている。

 エンジンをかける、もしくはきると音楽が鳴る。

 起動しましたよ、というお知らせだ。

 ピロリーンではなく、曲が流れる。


 休憩時間に、H君は父の車で寝ていた。

 父は、車におらず、外の別の人の車で会話していた。


 一気に書こうと思ったのだが……何やら奇怪な音やら声が聞こえ始めて、父と私がそわそわし始めたので、明日に続く。

 気のせいだと思いたいが、父と私の目が合った時点で嫌な予感しかしない。


時間をおいて書きますので、更新は17日になります。

気が向いたらお立ち寄りくださいませ( *´▽`)

お読みいただきありがとうございました!

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