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言葉にするということ
言葉にしなければ、君への思いが、君に届くことはないだろう。
けれど、言葉にしてしまったら、僕の思いがねじ曲げられてしまう、そんな気がしている。
言葉にすれば、僕の声は君に届くだろう。
だけど、僕が聞いている声と、君が聞く僕自身の声とは、同じように響くのだろうか。
何かが合わない、そんな気がしている。
文字にすれば、僕の声は文章になるだろう。
そうして読まれる僕の声は君の声に重なるのかもしれない。重ならないのかもしれない。
言葉にするということは、とても難しいことだ。
だからこそ、僕のイメージを照らす言葉を、僕はいま探している。
僕が伝えるべき言葉。
