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27 退避先は城外にて/

たいっへん、遅くなりました……。

殴ってください。




*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*


「ローテの結界。見る限りいつものに加えて、前に1度使っていた強力なものがはられている。あと他に何かがもう1つ?あーだめだ。魔法のことは分からない。」



「(急がないと不味いな。)」


門までの最短道を通りたいが、どこに人がいるか分からない。道もわかっている訳では無い。

グラナージは初っ端から手こずっていた。


「おい、誰かいないか。」


とりあえず、大声を出し、呼びかえる。

反応があるかないか確認しようと思った。

しかし、それは直ぐに無駄だということがわかった


「…。」

「…。」

「…。」


「廃人。」


「以前にも増して強い、魔鬼」


「あーあ。」



半ば諦めの気持ちを持ちながら、廃人になった皇帝を外に運ぶ。


「(外も安全とは言いきれない。)」



「どうしました?そんなにボロボロになって。」


城の中とは打って変わって街の様子は何も変わっていなかった。日常そのものだった。


「はっはは……」

乾いた笑い。グラナージはもう何が何だか分からなくなっていた。


「大丈夫ですか?」


「大丈夫……か?大丈夫じゃないのかな?分からないわ。何も」

「あぁ。そうだ。今城の中が少し大変でね。俺は戻らないといけない。だから、この人を頼めるかい?」


「……え?あ、はい。」


「とても、とても、高貴なお方だからね。死なせてはいけないよ。絶対に。」




「…………え?」




城騎士に預けると、グラナージは白の中へと戻ろうと……


「は??」


戻れなかった。城の中に入れない。何かが邪魔をする。

何故だ?何故??

もう訳が分からない。

城の中の惨状と外の日常。

どこまでが現実なのか。

いっそ夢であってくれないか。

いや、夢かもしれない。

そうだ、夢だ。





「……大丈夫。全て終わらせる。」

グラナージの意識は途絶えた。






「……え?お兄さん??ちょっと!?」

大男を2人も抱えられるほど鍛えてはいないよ、と城騎士は嘆いた。

そんな弱々しい声がぽつりと落ちていき、消えた。





*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*



「あーあ。なるほど。城の中と外で世界を別にしたのか。よく考えるな〜」









「……大丈夫。全部終わらせる。」





そう微笑むと、イスキローテは終幕へと手をかざした。








「ストゥーテロス」

読んでいただきありがとうございました。

本当にありがとうございます!!!


なんか話がぐちゃぐちゃになっていっている気が……

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