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私の書いたのを小説?って言っていいのか分からないんですけど、こういう文章をはじめて書いたのであの、書くのは難しいってことは分かってたんですけど、本当に難しいんだなって再認識しました。
何卒、お手柔らかにお願いします。。
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むかしむかし、セレナーデ帝国は魔境からやってくる魔物や他国からくる悪い人たちから、攻撃を受けていました。最初のうちは英雄グラナージの活躍もあり、なんとか耐えていましたが、そのうち兵も国民もどんどん疲れていってしまいました。
誰もがもうダメだと思いました。
その様子を見た皇帝は魔女イスキローテにこう命じました。
「この国全体を覆う結界を作り出せ。攻撃を防ぐ砦となるように。」
イスキローテは一切の拒否を見せず、ただ頷き、唱えました。
次の瞬間、眩い光で国中は包まれ、この国を覆うプリムス結界ができあがりました。
プリムス結界ができると魔物も悪い人たちも、悪さができなくなりました。
皇帝はイスキローテを讃え、人々は喜び、感謝しました。
イスキローテはにっこり微笑み、
「私だけの力じゃないです。グラナージたちがいてくれたからここまで耐えられたのです。感謝なら彼らにお願いします。」
「これで私の役目は終わりましたよね?皇帝陛下。」
そう言い残してイスキローテはグラナージと一緒にどこかに飛んでいってしまいました。
おしまい。
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「魔女さんたちはどこに行ったの?」
「さぁ?どこだろうね〜?」
「魔女さんに会ってみたい!!こんな大っきい結界を作れるんだよ!!かっこいい!」
「僕はグラナージさんに会いたい!すっごい強かったんでしょ!?かっこいいー!!」
「そうだね〜、かっこいいね〜」
「いつか、私もなれるかな?」
「僕もなれるかな?」
「うーん、お手伝い頑張ったらなれるかもね?」
「「え....」」
「どうする??お手伝いする?」
「「…する!」」
「お!じゃあ、まずは……」
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「ローテそろそろ起きなよ!」
「グラうるさいー!!もう少し寝かせて」
「それ4回目だからっ!」
グラナーテはそう叫ぶとイスキローテにかかっていた布団を剥いだ。
「さっむっ!!酷いよグラー!」
「うるさい、ほらさっさと支度しろ!今日こそは町に行かないと食糧尽きるよ」
「うわ、、、それは嫌だな。行くかー」
どこでも繰り広げられるような会話をしているこの2人。
実は彼らこそがあの絵本の題材となった英雄と魔女である。
戦いに疲れた彼らは誰も来ない静かなこの「魔境」で過ごしている。
そう、「魔境」で、だ。
魔境はなんの力もない一般人はおろか皇帝の護衛である近衛騎士(めっちゃ優秀)であっても3日生きていられるかどうかな場所である。
何がそんなにヤバいのか、まず魔境は魔物の巣窟なのである。何が原因かはわからない。ただ、なぜかそこから魔物が生まれ出てくる。定期的にそこからあふれた魔物が帝国にやってくるその被害を防ぐのが辺境伯の仕事である。そのためこの国最古の魔女と英雄の次に尊敬されるのが辺境伯なのである。
話はそれたが魔境のヤバさはそれだけではない。トラップが至る所にあるのだ。しかも一発で星になるものが。うじゃうじゃある。他にも色々あるがとにかくここに住むということ自体自殺行為なのである。というかそもそも住もうとして入った瞬間星になる。ただ、伝説になるほどの強さを誇るこの2人にとってはそれらは些細なことなのであるから恐ろしい。
そんな強すぎる2人だが、ご飯は必要らしく、月に1度、近くの町に行き買い出しをするのである。
「まぁ食べなくても本当は良いんだけど…」
「あった方が楽しいしねー!」
…食べなくても良いらしい。なんてこった。
読んで頂きありがとうございました。
次はいつになるのやらという感じですが、また読んでも良いよという方は待っていただけると幸いです。