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16 真実は過去の記憶にて

遅くなりました。すみません。

これからもおそくなります。すみません。

早々に完結する予定だったのに、なんか、無理かもです。すみません。

もう少しだけお付き合いください。


記憶内での括弧の使い方は以下の通りです。

「」→記憶内の会話

『』→現実の会話



*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*


「(え?おかしい。おかしいって。ここどこ?森??)」


「(なんの説明もなく、転移させるな。てかここどこだよ?森??)」


心の中でも似たようなことを考えるほど息ぴったりとなっている2人である。



「僕の記憶の中を体験させてるんだ〜」


「森から始まるんだ。」


「始まりを息子が死んだ時にしたからね。」

「これが真実だよ。」



✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。



「……。息子はどこだ?目的はなんだ?」


「……。」


キィーーーーーン

剣が交わる。


「俺をこの帝国の第2騎士団団長マクロス・グルバルトだとわかってのことかっ?」


「………。」

その影は無言のまま、ただ剣を振り続けている。



『(俺より剣が上手い。)』

グラナージは、剣を得意としている。英雄と呼ばれるのだから当たり前なのだが。その時代では右に出るものはいなかったくらいには強かった。彼が魔物と知っている者であれば、剣じゃなくとも、攻撃魔法を使えば楽にぶっ飛ばせるのでは?という意見もあるだろうが、彼は攻撃魔法を使えない。その代わりに、身体強化や回復促進などの自分の肉体をどうにかする魔法を使える。剣の腕にプラスしてその魔法があるため、相当強い。

しかし、ここで戦っているふたりはそのグラナージをも超える強さを持っていた。現にこの記憶を見ているグラナージは勝てる気がしなかった。




しばらく剣が交りあう。




「……!皇帝直属の証っ!!」 

マクロス(魔鬼)が叫んだ。

一瞬だけだったが、明らかにそれは皇帝の紋章であった。

どこの所属かわかるように必ず、騎士は紋章を携帯している。それが陰に生きるものであってもだ。

影は皇帝のみにいる訳では無い。

そういう存在を雇っている貴族は一定数いる。

無駄な争いを避けるために紋章を持っているのだ。


「チッ!」



(なぜ?皇帝が俺を?)



「息子はどこだっ?答えろ!!」



親は強し。というのはどこにいってもそうなのだろう。マクロスは影の一瞬の隙を見逃さず、即座に地面に叩きつけた。



「……クソ。」


影には拘束されそうになったら、される前に自殺しろという命令が下されている。情報の漏洩を恐れてのことだろう。

この影もそうしようとした。

しかし、

自殺ができないように体を固定されてしまったがためにもうどうすることも出来ない。



「息子はどこだ?答えろ。」



「……。」



「だんまりか。こいつに聞くより、先に探した方が早いか。」



影のひとりを縛り付け。その場から去る


『皇帝との仲が良いとかではなく、普通に関わり合いがなかったんだよね〜。だから、攻撃される理由が分からなかった。その時はまだここの真実に気づいてなかったからね〜』



『強いですね。今の影とは比べ物にもならないほどに』


『そりゃそうだよ〜。今みたいに平和ボケしてないからね〜。強くなかったら殺されるんだから、死にたくなければ、死ぬ気で強くなるしかない。』


『……。』




『ここから先は探索過程は長いから、口頭で説明するね〜。』


『あ、はい。お願いします。』



『探し回ってた時に、所々でアンデッドに遭遇したんだよ。しかも、良いところの出みたいな服を着てるのが多かったんだよね〜。まぁ、平民っぽいのもいたけど、それは全部小さい子とか男とか。明らかこういうとこに入ってっちゃいそうな人達ばっかりだったんだ〜。その時からあれ?っとは思ってたんだけど、この出来事で確信を持ったんだ。』




「た、助けてくれー!!!頼む」


1人の身なりの良いふくよかな男がマクロスにすがりついてきた。

その怯え方から、とても自分から魔境と呼ばれるここに入ったとは思えなかった。


「何があった?」


「きゅ、急に襲われたんだ!気を失って、気づいたらここに。」


「誘拐されたと?」




「ああ!しかもさっきから矢が飛ん……」


ヒュン、ドス

目の前にいた男に1本の矢が刺さった。

ヒュンヒュンヒュン

確実に殺すというように何本の矢が次々と刺さる。


ヒユーン

その男がもう絶命したとわかると今度はマクロスを目掛けて矢が襲いかかってきた。


『この男はきっと奴隷商だね〜。悪い奴だ。走ってくる時に無数の金属の擦れる音。重いはずだし、位置がバレるリスクが上がるにもかかわらず持ち続けたのはそれが大事だから。それに、倒れる時に大量の鍵が見えたしね〜。そこから考えると間違いないかな。どう?』


『正解〜。よく見てるね〜イスキローテは。』


『矢で攻撃されたことで、ここの正体に気づいた?』


『うん。矢を使う魔物なんて聞いたことがないし、この矢を僕は見慣れてたからね〜。もうさすがに察するよね〜これは。』


『……見慣れた矢。なるほど。』


『うん。しかも、狩ってるのは人間。もうびっくりだよね〜。』


『え?』


『この時、矢が放たれた場所の近くには魔物がいたんだよ。アンデッドが。だけど、その魔物ではなく、明らかにこっちに向かって放っていたから。』


『見えたのですか?』


『僕、目が良いから。』




読んでくれてありがとうございました!

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