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おいしいチーズ料理ラクレット

作者: JuneJohnJean

           おいしいチーズ料理ラクレット


 先ず、お断りの文言で始まりますが、実父は大正生まれの人間で、「男は台所に行くな!」という風に私は育てられました。ですから、台所に行くのは、父が不在の時、お忍びとなります。そんな私がフランス(スイス)で有名なラクレットの話をするのはおかしくもありますが、無論、調理の方法を長々と説明するつもりはありません。と言うのは、実際、調理というほどのものではないからです。

 ラクレット器が殆どのフランスの家庭にあると言ってもよいほど普及しており、実際に、昨年のクリスマス・イヴは、我が家に子供たちを迎えましてラクレットを食べました。


挿絵(By みてみん)

ラクレット器 ― 取っ手付きのものはスパチュラ(チーズを温めるミニパン) 


 ラクレットは、料理と言っても、さしあたり茹でたじゃが芋とハムとチーズがあれば、事足ります。しかし、チーズならなんでも良いというわけでなく、最優先のお買い物がこのラクレットチーズになります。フランスでは、スーパーで普通に売っていますが、日本ではどこにでも売っているというわけではなく、そのため、末尾に購入先や値段を参考程度に示しておきました。


挿絵(By みてみん)

 ワイン、じゃが芋(右上)、生ハム、スライスしたラクレットチーズ(右下)


 ラクレットチーズはスイス南西部が原産地です。スイスのValaisヴァレという山々で作られていました。そして、お隣のフランス側ではサヴォア地方で作られるようになりました。では、スイス産とフランス産ではどちらがいいのか、端的にお答えするならば、チーズの質で選ぶべき事柄でしょう。

 このチーズは、表面は茶褐色、中はクリーム色、触るととても弾力があります。まろやかで、やさしい味わいなのでとても食べ易いです。専用の鉄板プレート(あるいは、ラクレットグリル)で、スライスしたラクレットチーズを温めて溶かしてから茹でたじゃがいもやハムなどにかけていただきます。餅やバゲット(フランスパンの一種)にのせても美味しいです。とろけることでチーズの旨みをしっかり感じることができるので、さまざまな食品にのせてみるのもいいでしょう。又、手軽にフライパンやホットプレートを活用してラクレットを楽しむのも乙なものです。


 尚、私が買ったラクレットチーズはフランスのチーズ専門店で、1キロ40ユーロでした。一般に一人250グラムがメドです。それから、上掲の写真のラクレット器に入れて、最初は溶けるまで5分ぐらいかかりますが、一度器械が温まりますとおおよそ2分でチーズは溶けてしまいます。



カルディ:

さまざまな輸入食品を販売しているカルディにもラクレットチーズは販売されている。スライスされたラクレットチーズが6枚入って720円ほど。すでに使いやすくスライスされているので、手軽にラクレットチーズを味わってみたい人におすすめだ。

コストコ:

さまざまな珍しい食品を販売していることでも知られているコストコでもラクレットチーズが販売されている。コストコのラクレットチーズはスライスされた状態でたくさん入っているので、大人数でラクレットパーティーをする際にも活躍しそうだ。

通販:

なかなかラクレットチーズを探しに行けない人は、通販でラクレットチーズを購入してみるのもいいだろう。ラクレットチーズはスライスタイプとポーションタイプといって固まりで販売しているタイプなどがあるので、使う分量や使い勝手に合わせてラクレットチーズを選んでみよう。

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