あとがき
まずは読者の皆様に感謝を。拙くノリと勢いで書いた作品をお読みくださりありがとうございました。
評価や感想などもいただけますと、今後の励みになりますのでよろしくお願いします。
カッコイイ大人を書きたい。カッコワルイけれどカッコイイ大人を書きたい。そんな思いというか妄想が出発点でした。そこに、噛ませ犬的な三流の味方が実はいいやつだったら?という設定をミックスして生まれたのが本作となります。
どうでしょうか?私が思い描いているカッコイイの片鱗くらいは届けることができましたかね?
まあ、作品内では少々ウラド長官の評価が上げ過ぎたきらいはありますが。
なので一話目の『彼の死に様』を書いた時点で、実は目的は達せられていたのですよね。蛇足であるにもかかわらず二話へと続けたのは、バッドエンドが苦手だからです。
いくら胸熱展開の仕込みとして必要だったとしても、誰かが不幸になっていると素直に楽しめないところがありまして……。だからパラレルワールドではあっても幸せへと繋がる道を残しておきたかったのです。
え?根強い人気の転生ものに乗っかっただけ? ……何でバレたし。
蛇足ではあっても開設的なところも含みますので一緒に楽しんでいただければ幸いです。
『おまけ』とこの『あとがき』は完全にお遊びです。読んでいただけると嬉しいですが、読まなくても平気。
それではまた、『テイマーちゃん』など他作品でもお会いできることを祈って。