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銀白色の涙  作者: どらえもん
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脱原発議員連盟の立ち上げ

 脱原発議員連盟の立ち上げ


 2013年の春、町田は、久しぶりに衆議院第一議員会館に来ていた。ある議員連盟を立ち上げるため、議員室を回っていた。

 訪ねたのは、菅原内閣の官房長官だった江田幸男の部屋だった。

 「今回、超党派で脱原発議員連盟を立ち上げるために、議員の署名を集めています。菅原さんは、これは若い人に任せるといって、辞退しているので、実質トップとして、江田さんのサインが欲しいんです」

 「いいよ。どらえもんが動いているということは、何か狙いがあるんだろう?」

 「ええ。すぐにということではないんですが、将来的にこの議連が、政界再編の布石になるはずです。まあ、そういう予感がするというだけですが」

 「どらえもんの予感は、よく当たるからなあ。じゃあ、保険の意味でもサインしておこう。他には誰がサインしたの?」

 「さっき官房副長官だった福川さんと社民党の福山党首にもサインしてもらいました。共産党も一人はサインしてもらうつもりです。いずれ自公からも保守本流のアジェンダ(政策目標)や脱原発に賛同してもらえる人には、門戸を開いています」

 「なんかプンプン匂うね」

 「そのための装置ですから。ははは」

 気軽に話しているが、それもそのはずで、町田はかつて江田の地元に住んでいたときは、江田選対でポスター掲示責任者を務めていた。

 「一応、立ち上げの時は政治資金収支報告書とか面倒な手続きを急にはできないでしょうから、私が会計責任者をやりますが、すべりだしたら手を引いて、しばらくは運営を市民団体的にやってもらいます。政治的に再稼働するときには、また私が関わると思いますが。脱原発をキーワードにした政界再編の時期が来るというのは、頭の片隅に置いておいてください」

 「わかった」

 「私はしばらく政治的な動きは一切せずに潜ります。二人目の総理大臣を担ぐべき時が来るまで」


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