表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀白色の涙  作者: どらえもん
26/51

プランB

 プランB


 「原発官僚が危機管理の責任者である菅原さんへ上げなければいけない情報をブロックしている状態だと、最悪の事態が起きる可能性があります。現場の指揮は菅原さんに任せるとして、それと並行してプランBを動かす必要がありますね」

 「プランB?」

 町田の提案に、原田が疑問を口にする。

 「ええ、スリーマイル島事故の報告書によると、あの時米海軍の特殊部隊が、原発専用の消火剤、確か核燃料の被膜に使うジルコニウムをゲル状の錯体にしたものだと思いますが、それをいつでも原発の上から投下して大爆発を防げるようにスタンバイしていたはずです。プランBとして、それを準備すれば、燃料プールが壊れて連鎖で大爆発する最悪の事態を防げます」

 「なら、それで行こう」

 原田がすぐに乗ってきた。

 「ただ、日本は原発安全神話が徹底しているので、そもそも原発用の消火剤は用意していないはずです」

 「じゃあ、どうすればいいんだ」

 「ACSA(日米物品役務提供協定)を使いましょう。防衛省から正式ルートで米軍が持っている原子炉用の消火剤の提供を求めましょう。そして日米共同で原発を鎮火する作戦を立ててもらいます」

 「なるほど。そういうことか」

 原田が納得して頷く。

 「確かオバマ大統領から福島原発事故で協力の申し出もあったようですから、こちらが具体的に協力要請すれば、動いてくれるはずです」

 「よし、ならすぐに大川さんに電話しよう」

 原田はすぐに携帯で、大川勝也防衛副大臣に電話を入れた。

 「福島第一原発の件で、すぐに動いてもらいたいんだ。実は、・・・」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ