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短編

ライン

作者: RK

 夢から覚める。


 まどろみの向こうに置いてきた誰かの声。


 それは懐かしさと切なさ、そして悲しみを伴う。


 最初から定められた道筋を辿るように。


 この足は全てを知っているかのように迷いなく足跡を刻む。


 幻を掴むような日々は目の前を遠く過ぎ去る。


 岐路すらないこの道筋が『キミ』へと出会う為のライン。


 喪失に泣いた日も、喜びに満ちた日も。


 それは全てキミへと繋がるライン。


 キミへと繋がる。


 そしてキミを失う。


 再び夢へと堕ちて行く。


 キミを忘れぬよう。


 この場所で再びキミに出会う為に。


 途切れた轍に再び足跡を刻む。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 短いからこそ、舞台裏を自分で想像できて楽しいです(^^) [気になる点] もう少し登場人物や舞台の情報があってもいいかもです [一言] に度寝?
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