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私の理由

皆さんこんにちは。

ようこそ『遙か遠くの物語』へ。

案内人の鈴音です。

今回で『遙か遠くの物語』は最終回を迎えます。なので今回は、私が物語の案内人になった理由をお話しましょう。


                 ★━━━━━━━━━★


ずっと平凡な毎日が続くと思っていた。

友達と笑い合い、恋をする。

勉強で悩んだり、将来像を描いて見たり。

そんな日々が続くと思っていた。

続いて欲しかった。

だけどある日、それは幻と化した。

きっかけは一つのサイト。

小説が掲載できるサイトへアクセスした。

そこで私が見た小説は、『遙か遠くの物語』。


                 ★━━━━━━━━━★


皆さんこんにちは。

ようこそ『遙か遠くの物語』へ。

案内人の因幡です。

今回で『遙か遠くの物語』は最終回を迎えますので、私が案内人になった理由をお話しましょう。


                 ★━━━━━━━━━★


どうやら今回で最終回のようだった。


「以外と好きだったんだけどなぁー」


終わりを少し淋しいと想いながらも、物語を呼んで行く。


                 ★━━━━━━━━━★


昔々ある処、また逢える日まで、ご機嫌よう。

さぁ、次は貴方の番。

案内人は貴方です。


                 ★━━━━━━━━━★


物語はその言葉で締めくくられた。

直後、背後に感じた悪寒。


「体調・・・悪いんかな?」


そして私は眠りについた。


                 ★━━━━━━━━━★


「サァ、今度ハ貴方ノ番。早クコッチヘオイデヨ。モウ交代ノ時間ダワ。ヤット私ハ開放サレル。サヨウナラ、鈴音サン」


夢の中で誰かが喋っている。

待って!

行かないで!

そのまま私は目覚めなかった。

永遠に夢の中で次の案内人が来るまで彷徨い続ける。


「ダカラ待ッテイタノヨ?次ノ案内人ガ来ルノヲ」


そう、貴方が来るのを───


                 ★━━━━━━━━━★


如何でしたか?

言葉の意味はお分かりになりましたね?

そう、次は貴方かも知れないのですよ。

昔々ある処、また逢える日まで、ご機嫌よう。

さぁ、次は貴方の番。

案内人は貴方です。


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