私の理由
皆さんこんにちは。
ようこそ『遙か遠くの物語』へ。
案内人の鈴音です。
今回で『遙か遠くの物語』は最終回を迎えます。なので今回は、私が物語の案内人になった理由をお話しましょう。
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ずっと平凡な毎日が続くと思っていた。
友達と笑い合い、恋をする。
勉強で悩んだり、将来像を描いて見たり。
そんな日々が続くと思っていた。
続いて欲しかった。
だけどある日、それは幻と化した。
きっかけは一つのサイト。
小説が掲載できるサイトへアクセスした。
そこで私が見た小説は、『遙か遠くの物語』。
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皆さんこんにちは。
ようこそ『遙か遠くの物語』へ。
案内人の因幡です。
今回で『遙か遠くの物語』は最終回を迎えますので、私が案内人になった理由をお話しましょう。
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どうやら今回で最終回のようだった。
「以外と好きだったんだけどなぁー」
終わりを少し淋しいと想いながらも、物語を呼んで行く。
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昔々ある処、また逢える日まで、ご機嫌よう。
さぁ、次は貴方の番。
案内人は貴方です。
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物語はその言葉で締めくくられた。
直後、背後に感じた悪寒。
「体調・・・悪いんかな?」
そして私は眠りについた。
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「サァ、今度ハ貴方ノ番。早クコッチヘオイデヨ。モウ交代ノ時間ダワ。ヤット私ハ開放サレル。サヨウナラ、鈴音サン」
夢の中で誰かが喋っている。
待って!
行かないで!
そのまま私は目覚めなかった。
永遠に夢の中で次の案内人が来るまで彷徨い続ける。
「ダカラ待ッテイタノヨ?次ノ案内人ガ来ルノヲ」
そう、貴方が来るのを───
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如何でしたか?
言葉の意味はお分かりになりましたね?
そう、次は貴方かも知れないのですよ。
昔々ある処、また逢える日まで、ご機嫌よう。
さぁ、次は貴方の番。
案内人は貴方です。




