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勇者女神さまが宇宙を救う

勇者ギルド星のメンバー、『虹色の風』リリィ達一行が、地球の東京に慰安旅行の目的でやってきました。
(リーダーのリリィと フリーターのマモルとの出会いのシーンから抜粋)

 その時、突然目の前の空間がゆがみ、大きなドアほどの円形の魔法陣が現れた。次の瞬間、プロレスラーのような大男と、可愛らしい猫耳の少女が出現した。

「リーダー、美味しいもの食べるなら呼んでくださいニャ〜」
 猫耳の少女が頬を膨らませて言った。

「さすがリーダー。もう現地の協力者と食事ですか。手際がいいですね」
 大男は腕を組みながら感心したように言う。

 マモルは茫然としながら、彼女の言葉がすべて真実なのかもしれないと直感していた。彼女たちは異世界の冒険者なのか。

 そして、自分はその“異世界人”たちに巻き込まれてしまった“現地の協力者”なのかもしれない。

 猫耳のマーガレットが、リリィの腕を取り、こっそりと囁く。
「リーダー、未来の私が、この人間は仲間だって言ってます」

 リリィはまっすぐマモルを見つめ、やさしく微笑んだ。
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エピソード 101 ~ 121 を表示中
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