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第84話 世界規模の破局が2つ   2019.11

ジャック

「リリィ、今回、問題が世界規模だ。しかも、失敗は許されないし、時間もあまりない。だから、対策を我々だけで考えるのは、無理がある。そこで、提案だが、世界中にシンクタンクという民間組織が1000個所はあると思う。そこでは、政府や企業のために解決策をいろいろ研究しているらしい。そこに依頼してみよう」


リリィ

「シンクタンクという民間組織?そこに私たちの戦略を考えてもらうのね?でも、どこがいいか分からないわね」


ジャック

「そうなんだよ。でも、いいところが、きっとある気がする。将来、科学と魔法の融合について、研究所をつくる計画があるだろ。その足がかりになる気がする」


リリィ

「なるほど、そうね。でも、シンクタンクという民間組織が1000個所もあるなら、どこがいいのか分からないわね」


ジャック

「全ての、シンクタンクを対象に、コンテストを開催しよう。国連のアンサ事務総長に頼んで、国連で、呼びかけてもらうんだ。賞金を出そう。10位まで総額1億ドルでどうだい」


リリィ

「凄いわね。10位まで総額1億ドルなら、自分の能力に自信のあるシンクタンクは全部参加しそうね。国連主催なら、信頼性もあるし、成功しそうだわ」


コモン

「10位まで総額1億ドルなら、資金面は問題ない。1位から3位を多額にして、やる気を出させよう」


ジャック

「審査員は、我々のメンバーと、国連の職員と、あと、アーロンや、三田部長にも頼んでみよう」


リリィ

「いいわね。アメリカ大統領、首席補佐官と日本の首相、官房長官にも声をかけましょう。なぜか、やりたいという予感がするわ」


・・・・・


ジャック

「巨大隕石群については、ロケットによる迎撃が有望と思う。アーロンに相談してみたらどうだろう」


リリィ

「そうね。確かにロケットが有望よね」

そういって、すぐにスマホでアーロンに連絡する。

リリィ

「そう、そうです。巨大隕石群が接近する恐れがあるという可能性です」

スマホを置いて、


リリィ

「アーロンと近々にあって、話し合うことになったわ」

ジャック

「良かった。彼なら、いい知恵も出してくれそうだし、助かるな」


 リリィさんが、すぐに国連のアンサ事務総長に連絡して、すぐに会うことなった。


リリィたち一行は、国連本部へ向かった。 青い旗がはためく建物の前を通って。国連のスタッフが現れ、一行を案内する。厳重なセキュリティを抜けて、国連アンサ事務総長の執務室に到着した。


事務総長との対話の始まり


重厚な扉が開き、中に入って、アンサ事務総長が笑顔で迎えました。

「ようこそ、お越しいただきありがとうございます」


「こちらこそ、お時間をいただきありがとうございます」

リリィが深く一礼し、本題を切り出しました。


「本日は4つの提案についてご相談に伺いました」


「具体的な内容をお聞かせください」


提案内容の説明


ジャックが一旦出て、提案を整理して説明しました。


国際警察官の2期目募集

「現在512名の国際警察官が活動中です。彼らは各々の国で成果を挙げていますが、さらに来年は1000名を増員し、平和維持活動を拡大したいと考えています。」


南極への石油・天然ガス備蓄基地の建設許可

「核融合発電プラントの受注が好調ですが、その影響で石油と天然ガスの価格が下落する恐れがあります。値崩れしないように下支えします。つきましては、南極に備蓄施設を建設したいと考えています。結界魔法とAIゴーレムを活用し、寒冷地でも安全に管理する予定です。許可をいただきたい。」


新型パンデミックへの対策

「新型ウイルスによる感染症が、この冬、世界中に広がる可能性があります。パンデミックの発生です。未然防止のため、対策が必要です。」


巨大隕石群への対応

「次に5年以内に地球に接近する巨大隕石群が接近すると予想しています。早急に調査をお願いします。」


議論と合意


アンサ事務総長は深く考え込みながら、それぞれの提案について意見を述べた。


「どの提案も緊急性がありますが、特にパンデミック対策は早急に対応すべき案件です。国連の組織で国際保健機構WHOがあります。そこに動いてもらいましょう。次に国際警察官の増員は、大賛成です。来年度の1000名増員の準備しましょう。」


「ありがとうございます。他の案件については、詳細な計画書を提出しますので、慎重にご検討いただけますか?」


「もちろんです。南極の備蓄基地と巨大隕石群接近への対策についても、確認を急ぎましょう。」


リリィ

「最後に、アンサ事務総長、世界にはシンクタンクという民間組織が1000個所もあるそうです。これらの組織にも世界平和について、考えてもらおうと思っています。」


ジャック

「世界中の全ての、シンクタンクに呼び掛けて、コンテストを開催します。研究テーマは、は新型ウイルスが発生してパンデミックが発生するのを防ぐ方法と巨大隕石群の接近にどう対応するかの、2つです。10位まで総額1億ドルです。国連の名で呼びかけて下さい。」


アンサ事務総長

「わかりました。賛成です。世界中で考えて、気運を高めましょう。」


マーガレットが呟いた。

「事務総長さん、気をつけてニャ。新しい病気は拡散する前に阻止しないと、世界中で数億の人間が亡くなるおそれがあるニャ」


事務総長は少し驚いた表情を見せながらメモを取った。

マーガレットはさらに続ける。

「巨大隕石群の接近もニャ、ギリギリまで放置すると手遅れになるかもしれないニャ」


会議を終えたりリィたちは、国連本部を後にした。

リリィ

「まずは、全ての問題は、スピードが要求されるわ。国連の主導では、手遅れになるわ。独自に動いていくわよ」


パーティ全員が頷いた。


夜空には星が瞬き、街の灯が地面を照らしている。


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