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第78話 傭兵ホイホイ作戦 実践編 続き 2019.10

◆傭兵たちの到来

町がある程度形になった頃、段々と、傭兵たちがダンジョンの魔物の森に転移されてきた。彼らは戸惑いながらも、町の様子に興味を示していた。


若い傭兵はいう。

「ここが噂の異世界の町か。本当に金が稼げるのか?」


町の女は優しく微笑みながらいう。

「もちろんよ。魔物の討伐や資源の採取など、仕事はたくさんあるわ。頑張り次第で報酬も増えるわよ」


若い傭兵は警戒心を残しつついう。

「でも、騙されてるんじゃないかって不安もあるんだ。俺たちにとって、こんな話が都合良すぎるからさ」


町の小さな男が真剣な表情で近づきながらいう。

「その不安も分かる。だが、君次第で、新しい人生を始められることだけは保証する」


若い傭兵は少し考えていう。

「分かった。ここでやれるだけやってみるよ」


町が広がる

傭兵たちが町での生活に慣れるにつれ、彼らは戦場での苦しみや孤独から少しずつ解放されていった。酒場で仲間同士で酒を酌み交わし、未来の計画を語り合う姿が増えた。


傭兵A「俺、この町が気に入ったよ。いつか家族を呼び寄せて一緒に暮らしたいな」


傭兵B「同感だ。戦場じゃ毎日が地獄だったけど、ここはまるで夢みたいだ」


リリィは、遠くから彼らの様子を見ながらいう。

「この計画、成功しているわね。でも、これが終わりじゃない。まだ多くの傭兵が戦場にいる」


過去を語る夜

ある夜、酒場で傭兵たちがそれぞれの過去を語り合う場面があった。


若い傭兵「俺の故郷は戦争で消えた。生き残ったのは俺一人だったんだ。それからずっと戦場を渡り歩いて、でも、ここで初めて生きる意味を見つけた気がする」


傭兵C「俺もだ。家族を養うために傭兵になったけど、毎日死と隣り合わせだった。ここでなら、もっと安全に稼げる」


リリィは静かに耳を傾けながらいう。

「彼らはまだ傷ついている。でも、この町が彼らの癒しになるなら、それでいい」


・・・・・


リリィがいう。

「こんなに上手く行くなんて不思議だわ。最初に小男に化けたコモンは芝居は下手だったけれど、後は勝手に進んで洞窟に入っていったわ」


コモン

「そうです。計画通りに進みました。あんなに多くの傭兵がダンジョンの森をさまよい、ダンジョンの魔獣を狩って喜び、冒険者ギルドに運んで、少しの金貨と替えて喜んでいた」


リリィが笑った。

「マーガレットの猫耳受付嬢もよかったわよ」


マーガレット

「そうかニャ。他の獣人は全てAIゴーレムだから、無口ということで通したニャ。ばれなかったニャ」


ジャック

「コモン、金の出費はどのくらい?」


コモン

「実は、傭兵一人あたりに換算したら、傭兵を雇った場合の10%にもならないんだ」


ジャック

「ええっ、そうなの?もっと金をあげてもいいのね」


コモン

「戦って、金を手に入れる。傭兵たちはとっても幸せそうだよ」


さらなる拡大計画


コモンは意気揚々という。

「この町が成功したんだから、次の町を作ろう。まだまだ受け入れられる傭兵はいる。」


ガルドは大きく頷いていう。

「俺も手伝うぜ。次の町はもっと大きな規模で作ろう!」


リリィ

「計画を具体化するために、まず次の候補地を探しましょう。安全性を優先して」


ジャック

「転移陣の改良も必要だな。もっと効率よく多くの人を運べるようにするよ」


・・・・・


このダンジョンに作った町の冒険者ギルドに登録した傭兵は、500人を超えたわ。

同様の町を複数、作っていきましょう。500人ごとに新しい町に行くようにしないと

傭兵たち同士で、喧嘩するから、とにかく、戦いたい人たちだから。


洞窟の出口を複数にして、いろいろな町の近くに転移できるようにする。どの町にも冒険者ギルドがあり、似たような猫耳受付嬢(マーガレットの容姿をまねたAIゴーレム)、町の住人をどんどん、AIゴーレム化して、会話ができるようにする。とにかく、AIゴーレムたちは、傭兵たちのどのような横暴な行為も寛容した。AIゴーレムは人間に優しく作っているからだ。


武器屋の男には、コモンが化けた銀行家が小金貨を買取り、ロシアの現金を渡した。武器屋はますます、儲けて、傭兵たちに武器を売った。


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