表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

バトル オブ Cコード

作者: TK

前書きとかないから。

欲しいと思ったとき、それを買うことを決めているのだと何かに書いていた。


その通りだと思う。


何せ私は今、その波打つような杢目もくめとそれに掛けられた値段を何度も見比べているのだから。


キルトメイプルと言うらしい。


スペックは……。ボディーがバスウッドでネックはメイプル。パーフェロー等々。

読んでもわからいのだが。

とりあえず、ギターはネックの長さが648センチでフレットの数が24個で弦の数が6本の物がオーソドックスだということがわかったのでその条件で調べてみた。

私はキルトメイプルを条件に検索した。キルトメイプルキルトメイプル。

それともう一つ。フレットはジャンボフレットというものが良いらしい。だが、これはあらためて調べる必要はなかった。私が目を付けていたギターはそのジャンボフレットのモデルだったからだ。

これにしよう!

私はそのままの勢いで決済を済ませた。後はギターが届くのを待つだけだ。だが、ギターが届くまで数日かかるので私はギターの弾き方を調べることにした。ギターが届いたらすぐに練習に取りかかれるように。

時間は有効に使わなきゃなのだ。


ギター初心者で検索。すぐに出てきた。初心者にオススメのギターやらコードやら専門店やら。いっぱい。どれから見るか迷ってしまう。

私は時間が許す限りネットの海でギターを眺めた。そしてそうしているうちにコレが届いた。

キルトメイプルにオレンジのグラデーションが施されたカッコカワイイ私のギターちゃんだ。

私はギターちゃんが入っていたダンボールをほったらかして冷たい弦に指を乗せた。


そしてCコードとの戦いが始まった。



――続かない。





あとがきとか、そんな高尚な事できません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ