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まあ、そうなるよね

雰囲気は王国のギルドと変わらない。


「あら、新人さん?」

「ギルマスいるか!?紹介したいんだ!」

「え、ええ……」


あまりの勢いに受付嬢は驚いているが、すぐにギルマスを呼びに行った。


「で?あなた達はどうしたの?静かね」


剣士の冒険者に受付嬢は言うが、彼らは戦意喪失状態。


「……俺、冒険者やめようかな……」

「俺も……」

「え?」

「あー……ちょっと自信を削ぎ落としてしまった様で……」

「大丈夫。死にはしないわ」

「そう言う問題か?」


デニスは苦笑いだ。ギルマスがやって来た。


「おう、デニス。ついにやめる気になったか?」

「ちげーよ!続ける!彼女達がそうさせたんだ!」

「……見ねえ顔だな」

「王都から来たリリアです」

「バルトです」

「ほぉ。王都からか!んで?デニスが随分とやる気だが、どうした?」

「とりあえず、帝国の冒険者の意識を変えようかと」

「ほぉ」

「これを」


リリアとバルトはギルドカードを出した。ギルマスはそれを見て目をひんむいた。


「SSSランクぅ!?魔法使いぃ!?」


ギルドがひっくり返った。SSSの魔法使いなんて聞いた事がなかったのだ。


「王国でも史上初なんですけどね。まあ、そう言う事です」

「……魔法で魔獣を?」

「ええ」

「俺も見たよ!んで、教えてもらったんだ!そしたら!」


デニスは自慢げに【ファイヤー】を出す。もう暴走しない。ギルマスは目を見開いた。


「暴走しないのか!?」

「ああ!そうなんだ!これで冒険者が続けられる!」

「で、これが魔獣の素材です」


バルトは今日の成果を出す。山盛りの魔獣の素材達にギルドはパニックになる。


「マジかよ!」

「あれ、魔法でやったのか!?」

「王国の冒険者すげぇ!」

「……しかも」


ギルドマスターは改めてギルドカードを見てリリアとバルトを見る。そしてひざまづいた。


「アトラント王国リリア・フォン・エルドラン公爵、そしてバルト・フォン・エルドラン様。驚きのあまりに失礼をいたしました」

「「「「「え!?」」」」」

「「あ、忘れてた」」

「私、公爵だった」

「俺、公爵の夫だった」

「何で忘れてんだよぉ!?」


デニスが叫んで敬礼をする。ギルド内の全員が敬礼している。中々壮観である。……どうしよう、これ。


デスヨネー



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