刺さらずの野菜ジュース
野菜ジュースを飲む青年が立っていた。
その青年に小学生低学年のくらいの女の子が話しかけた。
「なに飲んでるの?」
青年は答えた。
「野菜ジュースだよ!」
小学生低学年くらいの女の子は不思議そうな顔で質問した。
「本当に野菜ジュースなの?」
青年は答えた。
「そうだよ!」
すると小学生低学年のくらいの女の子は一言言って野菜を渡した。
「じゃあ、これ飲んでみてよ!」
と言ってカボチャを渡して何処かへ歩いていった。
カボチャを渡された青年は、必死にさっきまで野菜を飲んでいたストローをカボチャに刺そうと努力していた。
しかし、硬いカボチャにストローが刺さらずストローは潰れ、青年は必死に打開策を考えていた。
その光景を遠くから見ていた小学生低学年くらいの女の子の顔にはニヤリと笑みがこぼれていた。