水 基礎編
読んでくださった読者様は、
これを一番最初に投稿した方が良かったんじゃない?
と思うでしょう。
うちもそう思います(´・ω・`)
まぁ、書籍化されたわけでもないし、順番変えずに投稿しました(笑
水:最悪の場合、水さえあれば約1ヶ月生きる事が出来、無ければ約3日程で生命維持が困難になる。
1~2%の欠乏で喉の渇き
3~6%の欠乏で目まい、吐き気
10%以上で筋痙攣、生命の危機とされている。
成人の体、55~60%を占めているといわれる。
主に物質の溶解・運搬、体温調節の働きを担っている。
1回に胃が吸収できる水分は、200~250mℓとの事。
1日摂取量は、定められていないが1.5ℓの水を飲むべきと言われている。
(飲料水・食中の水・代謝水で摂取、汗や尿等で排出、それぞれの総量約2400mℓと言われる。)
※気候、体調等に合わせた摂取量が必要。
水の種類 ※下記以外にもさまざまな名称の飲料水がある。
水道水:
浄水場から浄化(塩素等で殺菌)され、各家庭へ送られる。
(次亜塩素酸カルシウム(カルキ)や次亜塩素酸ナトリウムも消毒として用いられる。)
※塩素濃度下限(0.1㎎/ℓ)は、定めているが上限が無い為、腸内フローラ等への影響を注意。
一部家庭では、井戸水からくみ上げ、水質調査を行い使用している。
※環境汚染、地震等の影響で水質が変化したり、枯れる恐れがある。
ミネラルウォーター ※ラベルに採水地等書かれているのでチェックする。
ナチュラルウォーター:特定の水源(地下水)から採水され、沈殿・ろ過・加熱殺菌を行ったもの。
ナチュラルミネラルウォーター:ミネラルを含む地下水をナチュラルウォーター同様の処理をしたもの。
ミネラルウォーター:ナチュラルミネラルウォーターを安定させる為、調整、混合したもの。
ボトルドウォーター:上記以外の飲料水、処理方法に制限は、とくに規定されていない。
浅井戸水:地下水面上に通気帯を持つ地下水(不圧水)を汲み上げる井戸の水。
深井戸水:粘土層等の下から砂礫層の上面まで地下水(被圧水)が上がって来る井戸の水。
鉱水:汲み上げた地下水のうち、ミネラルを含むもの。
湧水:自噴する地下水。
鉱泉水:自噴する地下水のうち、温度25度未満でミネラルを含むもの。
温泉水:自噴する地下水のうち、温度25度以上でミネラルを含むもの。
伏流水:地表の河川と水理性が強い砂礫層を流れている地下水。
アルカリイオン水:カルシウム化合物を添加し、電気分解させ、弱アルカリ性の飲料水。
特徴:胃腸症状の改善効果が認められている。
水素水:水素ガスを飽和状態まで溶かした飲料水。
特徴:抗酸化作用が高く、アンチエイジングに注目されている。
酸素水:酸素を多量に溶かし込んだ飲料水。
特徴:疲労回復、集中力アップ等の効果が期待される一方で活性酸素の誘発の恐れがあるので注意。
海洋深層水:水深200m以上の深海の水。
特徴:海洋性細菌が少なく、海上と混じり合わない為、環境汚染の影響も受けにくい。
硬度:カルシウムとマグネシウムの質量濃度を表したもの。
(0~100㎎/ℓまでを軟水、100~300㎎/ℓを中硬水、それ以上が硬水)
遊離炭酸:地下水等の水に溶けている炭酸ガスの事で20㎎/ℓ以下で美味しい水と言われている。
天然炭酸水の事。
単位:リットル(ℓ):センチメートル法の体積の単位で1辺10㎝(1d㎥)の立方体となる。
シーシー(cc):センチメートル法の体積の単位で1ccは、1mℓと同じ体積となる。
グラム(g):質量の単位で体積での密度(比重)が異なる液体には、適さない。
しょう(升):尺貫法の体積の単位で約1.8039ℓになる。
(10合=1升、10升=1斗)
液量オンス(fl oz):ヤードポンド法の体積の単位で約30mℓになる。
(イギリス(28.4134mℓ)、アメリカ(29.5735mℓ)で若干異なる。)
ガロン(gal):ヤードポンド法の体積の単位で1galが約3.7ℓ(3.7854)になる。
ペーハー(㏗):水素イオン指数と言い、液中の濃度を表したもの。
(0~6が酸性、7が中性、8~14がアルカリ性)
電解質:水に溶け、電気を通す物質の事。
細胞の浸透圧を調整したり、筋肉細胞、神経細胞の働きにかかわる。
※多すぎても少なすぎても臓器、細胞の機能低下につながる。
ナトリウムイオン(Na+)
性質:陽イオン
役割:水分量、浸透圧の調節、神経伝達、筋肉の収縮など。
カリウムイオン(K+)
性質:陽イオン
役割:神経伝達、筋肉、心臓の収縮など。
カルシウムイオン(Ca2+)
性質:陽イオン
役割:骨・歯を作り、血液の凝固作用、神経伝達、筋肉の収縮など。
マグネシウムイオン(Mg2+)
性質:陽イオン
役割:骨・歯を作り、酸素活性化、筋肉の収縮など。
クロールイオン(Cl-)※塩素(塩化物)の事。
性質:陰イオン
役割:水分量、浸透圧の調節、胃酸の分泌など。
ハイドロジェンカーボネイトイオン(HCO3-)※炭酸水素(重炭酸)の事。
性質:陰イオン
役割:血中の乱れを穏やかにするなど。
ミネラル:一般的有機物に含まれる4元素以外の必須元素の事。
摂取量は、微量だが生理機能にとても重要な作用をする。
過剰摂取や摂取不足に注意が必要。
※イオンと重複する部分有り。
主要ミネラル
カルシウム:骨・歯の形成、血液の凝固に作用し、生活習慣、精神的不安定の予防。
過剰摂取により脱力、食欲不振に注意。
リン:DNA、神経伝達、細胞膜等に作用。
過剰摂取によりカルシウム摂取の阻害、腎機能低下、副甲状腺機能亢進症に注意。
硫黄:体内外組織に作用。
摂取不足により代謝の低下、皮膚炎等に注意。
カリウム:浸透圧、血圧の調節、神経伝達に作用し、筋肉の収縮。
過剰摂取により腎機能障害、不整脈に注意。
ナトリウム:浸透圧、他のミネラルの代謝を助け、カリウムと神経伝達をスムーズにする。
過剰摂取により高血圧、むくみの原因に注意。
マグネシウム:カルシウムの補佐、便秘解消等の効果も期待できる。
過剰摂取は、腎臓疾患がある方は、要注意。
塩素:消化器官に作用。
過剰摂取は、高血圧に、摂取不足は、消化不良に注意。
微量ミネラル
鉄:血液に必要なミネラルでビタミンCで吸収率が向上し、タンニンを含む飲料が妨げとなる。
摂取不足により貧血、感染抵抗力低下に注意。
ヨウ素:代謝、自律神経、食欲、体力、メンタルと体調全般に作用。
過剰摂取、摂取不足共に甲状腺機能低下に注意。
亜鉛:代謝、ホルモン活性、発育、脱毛防止、アルコール性肝硬変の改善。
摂取不足により肌等のトラブル、味覚障害等に注意。
銅:動脈硬化、心筋梗塞の予防。
過剰摂取、摂取不足共に様々な病状が現れるので注意。
セレン:抗酸化作用、癌予防、老化防止、動脈硬化予防等の効果。
過剰摂取により肝硬変、貧血、肌荒れ、脱毛、慢性的な中毒症状に注意。
マンガン:妊娠、成長、運動機能に作用する。
過剰摂取により運動障害、神経系障害に注意。
コバルト:ビタミンB12に含まれている。
摂取不足により貧血等に注意。
モリブデン:酵素や鉄分の働きを補助する。
過剰摂取、摂取不足共に成長障害、神経症状に注意。
クロム:糖、コレストロール、タンパク質の代謝を行う。
摂取不足により糖尿病、高コレステロール血症に注意。
不明な点、気になる点がありましたらお気軽にどうぞ。
調べてみます!
※個人的に調べたものなので間違っていたり、片寄っていたりする可能性があります。