第1話「全ての始まり」
中二病で国語力がなくたまに変な文になるときがあるのでお許し下さい。
「魔王」それは王国や村を襲う悪の存在しかし…ある魔王は…嫌、僕のお父さんは違いました。この物語は「魔王ダンテ.ガルーダ」が世界を救う物語です。
窓の無い部屋から出て2時間 目的地も言われずただ乗り心地の悪い馬車に横たわってるだけの少女がいた。
「このまま捨てられると良いのにな…」
と独り言をしていると急に馬車が止まり無理やり馬車から放り出されたすると目の前に奇妙な城があった。
「何なの?これは…」
その城をしばらく眺めていたら後ろから声が聞こえた。
「ここは、魔王が住んでいるって噂の城だ。もし魔王がいたら…しっかりと働いて貰うからな。期待してるぞ~?ガーネット.シュタイン。」
私の名前はガーネット.シュタインこの声の主は捨て子だった私を拾ってくれた拾い主 ストロンツ.ビッグマン彼は捨て子を拾っては売ったり、自分の手足のように労働を子供にやらせる最低な男でした。そして今、私は魔力の量を利用され護衛をしている。
「(正直こんな奴、死んで欲しいけど…)」
話しかけられたので黙って頷くと舌打ちをされ ガーネットの腹を目掛けて蹴りを入れられ、ゆっくりと言った。
「おい…返事は、はい。だろ!?」
「うっ…! ごめんなさい。」
ストロンツの隣にいた男が笑いなが言った。
「やり過ぎじゃないですか?」
ストロンツは吐き捨てるように「こんなガキに仕事を与えてやっているだけでも、ありがたいと思うぞ?」と言った。
その後すぐに城へ突入する準備をした。
「野郎共!準備は出来たか!?」
「オォーー!!(11人)」
全員がかけ声をしている間ガーネットは1人で考えていた。「(今回のクエストはこの城の調査で私を合わせて14人の中型パーティー。推測だけど魔王がいた場合に備えてこの人数になったのかな?)」
かけ声の後ストロンツがすぐに突入命令を出した城の中はモンスターが1匹もいなく一気に中心部に向かっていた。
「(明らかにおかしい。何でこんなにモンスターと出会さない?)」
ストロンツがロングソードを鞘に戻し考えていると。飾られていた鎧がいきなり動き出しストロンツを目掛けて剣を振るっていた。その瞬間、ガーネットは口早に魔法の詠唱をとなっていた。
「悪しき者よ…光の力により消え失せよ! 神風!」
神々しい突風が鎧を打ち消していた。
「大丈夫ですか?今すぐ回復を…」
ガーネットが言うと。ストロンツは
「もっと早く仕事をしろ!じゃないと俺は死んでたかもしれないんだぞ!?」
と怒りながらガーネットを蹴り倒した。ガーネットは蹴られた部分を押さえながら苦しそうな声で言った。
「回復は…?」
するとストロンツは怒りながら怒鳴った。
「そんなものいらん!」
その後ストロンツはガーネットに城の最深部に突入するので準備をしていろと言った後ガーネットはストロンツに蹴られた傷を癒やしていた。
城の最深部の前にたどり着いたこの先の物を見たら今回のクエストが終わるまたあの乗り心地の悪い馬車に乗るのかとガーネットがため息をして仲間に最深部へ突入してもらうとパーティーの1人が殺られた。ストロンツは仲間に中で何が起こったのか聞くと。死にそうな声で「化け物がいた…早く逃げたほうが…」このを聞き仲間の1人が「逃げましょう!中にはきっと魔王がいます!」と叫ぶと、ストロンツは笑いながら大声で言った。
「魔王がいるということはその首を王国に出すと金貨が獲られるということだな?」
それに続け仲間の1人が「金貨」という言葉に反応する。そしてストロンツは剣を振り上げ叫んだ。
「ならば!その魔王の首、頂こうではないか!」
仲間は魔王を倒すと決意をした。それを見ていたガーネットは魔王に勝てるわけがないと思いながらも強制的に城の最深部に突入された。
「ガキは倒れた奴の回復をしてろ!」
ガーネットはその命令通りに回復魔法の準備をしていた。
「魔王!掛かって来い!」
と仲間の1人が叫ぶと黒い何かが襲いかかっていたそしてわずか3秒で死んでいた。1人、1人また1人と、どんどん仲間が倒れていき残3人となっていた。
「クソ!姿を見せろ!クズ野郎!!」
ストロンツが叫ぶと後ろにある王座のようなところで黒い塊が消えた。そしてその王座には誰かが座っていた。そう、それは魔王だった。その姿は実に恐ろしく見えたが見た目はガーネットと同い年に見えた。ストロンツはその姿を見ながら大声で言った。
「おい!そこのガキ!お前が魔王か?」
魔王は静かに言った。
「だったら?…どうする?」
ストロンツは満面の笑みで言った。
「決まっている…。貴様を倒し金貨を…頂くんだよ!くたばれ!このガキ!?」
叫んだ瞬間ストロンツの腹にはナイフが刺さっていた。すると魔王は
「お前の話はうるさくて聞き取りずらい。俺を倒してそのあとが聞こえないんだが?」
とつまらなそうに言っていた。ストロンツは怒りながら叫んだ。
「クッソガキ風情が!… お前!この前、買ったあれを出せ!」
すると仲間の1人が大きい大剣をストロンツに渡した。そしてストロンツは大剣を鞘から出してこう叫んだ。
「神器解放! バスターソード!」
その瞬間ストロンツが持っていた大剣が光を放った。それを見ていた魔王が言った。
「神器か。ならば…」
ストロンツは叫びながら大剣を振るった。
「この神器止めるものなら止めてみよ! バスタースラッシュ!!」
大剣から出た閃光は勢いよく魔王に当たったが、魔王は無傷だった。そして魔王は小さな声で言った。
「お返しだ。ありがたく受け取れ。」その瞬間ストロンツが持っている大剣と似たような大剣が魔王の前に浮かんでいた。そしてその大剣からストロンツに向けて閃光が放たれた。
「なっ!?」
ストロンツは閃光に当たったように見えたしかしストロンツは隣にいた仲間を盾にしていた。
「仲間を盾にしていたのか…人間の中で一番のクズだな…。」
「ウルセェー!!俺は死にたくねぇんだよ!!!」盾にされた仲間を見ながら1人叫んだ。
「何てことするんだよ!?」
「うるさい!!お前も死にたいのか?」
そんな中ガーネットは倒れたいる仲間を回復をしていたがストロンツに邪魔をされた。
「回復から攻撃魔法の準備だガキ!!」
「でもこの人はまだ助かるかもしれないんです!」
「屍に用は無いんだよ!早くしろ!」
そう叫びながらガーネットを蹴ると魔王の後ろから声が聞こえた。
「恥を知れ愚か者!」
それを聞いたストロンツが「誰だ!?」と大声で言うと。黒い塊がストロンツを押し倒していた。その黒い塊の正体はスライムだった。スライムを見たストロンツが大剣を振った。
「スライム如きが俺を押し倒すなど!」
「貴様だけは許さないで御座るが、覚悟は…良いか!?」
魔王はスライムに向かって言った。
「来い…サトウ.ムサシ。」
「フルネームでなくて良いで御座るぞ。ダンテ殿! 変化!」スライムの体は剣の形に変化していき、ストロンツが持っているバスターソードになっていた。
「何なんだお前たちは!?」
「これから死ぬ者に名乗る名など無い…」
「行くぞ!ダンテ殿!」
ダンテがストロンツに目掛けて大剣を振り上げ、叫んだ。
「バスタースラシュッ!!(2人で)」
大剣から閃光が放たれストロンツ当たる直前
「(こうなったら…真っ向勝負だ!)」
ストロンツはすぐさま大剣を振り上げるものの閃光の速度に追いつかずストロンツに命中した。
「なっ…まさかあのストロンツが死んだ?」
生き残っていた仲間が震えながら言った。そしてガーネットは全て解放された気分になった。
「あの人が死んだということは…私は自由ですね?」
「どういうことだ?」
「私はあの人について行きたい。」
これが全ての始まりだった。
最後まで読んで下さった人へ、ありがとうございます。今回は初めてということもあるので内容が分かりにくいかもしれないのをお許しください。ここからガーネットはダンテの仲間に入り、ちょっとラブコメ展開を入れたいです(笑)
(ラブコメについて学ばなければ…)