身をまかせましょう!3
私は激しい戦いが行われていたので、最初はワクワク興奮したが次第に飽きてきていた。
ぼっと眺めていたがぼっーと眺めているだけでは行かなくなった。おばあとかあ村人がやってきたいたからだった。
慌てて、身を隠す場所を探すがそんな場所はなく、おばあにつかまる。
「やっと見つけてみれば、侵入者とはこれまた厄介じゃのぉ」
「おばあ・・私を騙してだね。私をこの村に閉じ込めておくために」
「バレておったか、まぁいいがのぉ。ばれたところでお前は何もできんのだから」
「おばあ、私の記憶を消すきだね・・」
「それも、聞かれておったか、厄介のことばかり増えていくが・・先に侵入者をどうにかせんとのぉ」
「どうにかするって?どうにかなるの?」
「んーむ、どうにもならんかもじゃ・・」
話に集中しすぎてて、タクトのことを忘れかけていた。戦いに目を戻すとタクトが追い込まれていたが、駈けつけた村人が、詠唱していた魔術を放ちタクトを援護していた。
火の塊や氷の塊が変質者に降りかかるが、変質者はひょいひょいとそれをよけていた。
「おやおや、時間をかけすぎてしまいましたね。援軍が来てしまいましたか・・流石に黒エルフに大勢に来られると少しだけ面倒ですね。遊びは終わりです、邪魔するものには消えてもらいましょうか、アースクエイク」
変質者がそうつぶやくと、大地が割れて村人達が巻き込まれていった。
私は、おばあが光の壁?バリアを張ってくれていたから大丈夫だった。
「さて、これで静かになりましたね。」
「まだだ!」
タクトが、巻き込まれた土を吹き飛ばし変質者に切りかかっていくが、剣を片手で受け止められ、剣を砕かれた軽々とタクトは吹きとばされ木にたたきつけられる。
「タフさは認めますがうっとおしいです、死になさい。」
タクトにとどめを刺そうといるっぽい。
(流石に、人の死ぬところは見たくないな・・・私が行けば終わるそうだし・・どうしようか?)