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幸せになりたいので、家出して旅にでてみます!  作者: となえ
旅のはじまり
6/13

家出しましょう!2

 サクッと家を抜け出した私に正直プランなんてなかった。

 この村に生まれて、16年小さい時はそんなに探れなかったけど、探検ごっこをして村をまわったけど出口になるような所はなかった。唯一どんなことがあても近づくなと言われた洞窟以外。

 だから、今日こそは絶対に洞窟に行く、例えそこで命を落とすことになっても行くって決めた。


 一応、みんなは眠っているはずだが、念のためコソコソ人目につかないように村の中を抜け洞窟の入り口へ近づく。

 明るい時は、怖くなかったが流石に夜だと洞窟の入り口にいても、恐怖が忍びよってくる。


「ううっ、真っ暗・・・」


 持ってきたランプに火をつけ、洞窟の中を照らして中へ踏み出して行くが、ランプの光では本当に足元を照らすだけで、先が見えない。


 体感時間で10分15分歩いただろうか、真っ暗な道が続くだけで先が見えない永遠に続くんじゃないだろうかって思った瞬間に広い空間にでた。

 真ん中には、祭壇っぽいものがあるだけで、それ以上道はなかった。


(えっ、ここが終点?だとすると本当に出口はどこにもないんだけど・・・んーんー怪しいのは祭壇っぽいものかなー)


 とりあえず、私は昔のゲームなどの知識を頼りに、祭壇を調べてみることにした。祭壇の台の上に透き通った水晶玉があるだけで、特に変わりはなかった。

 ゲームとかなら、ここに隠し階段がありそうとかあるはずとか思いながら、隅々まで探したが残念ながら、何もなかった。


(ちょ・・・絶対何かあるはず・・ないと記憶消されちゃうだけど・・・意地でも探さないと・・)


 小一時間ぐらい、あたりを探したが結局何も見つからなかった。

 ちょっとやけになって、水晶玉を投げたりしてみたが、コーンって気味のいい音をたてて傷一つつかずに足元にもどってきた。


(うーん、関係あるとしたら、魔力?)


 私と村の人の違いは見た目とか上げればキリがないが、生まれた時から魔力ぐらいしか大きな違いはなかったはずだ。


(そうだとしたら・・・積んだ・・あの様子からだと私に何か秘密もありそうだけど・・積んだな・・でも、絶対に今度こそ自分の意志を貫くんだ、だからギリギリまで行動しよう。)


 意気込んだが、ランプの火が弱々しくなってきていた。

 ランプの燃料を取り出そうと鞄をゴソゴソしていたら、水晶玉が突如輝きだし辺り一帯を照らしはじめた。


 やがて、光が弱くなると空間を切り裂いたように切れ目ができていて、その亀裂から人間の手と足がはえてきたとおもったら、そこから怪しさ満点の仮面をかぶった男がでてきた。















自分の中でのプロローグがやっと終わりましたwここからもう少し、主人公がアクティブになるといいなぁー 動いてくれるといいのですが、自分ですらわかってないです。勢いなので(笑)

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