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音楽

作者: 黄昏
掲載日:2026/05/15

部屋にある窓を見ると

建物の隙間を雲が流れてて

緑と青が目に染み込んでくる

ふと幼稚園のときにみた景色を思い出した

そうやって僕は道端の石みたいに

一歩も動けずに

波ひとつない水面を残して安心していた


相変わらず

交通があって

店があって

国があって

そこに絡まるひとがいるけど

僕は何もできずに佇んだ

そいつらがいろんな場所から響かせて

僕を揺らすだけ揺らしてすぐにたち消える

佇むだけで良かった僕は

ただ見るだけだから


そんな気分を鳴らして

身体に流した

納得と安心の隙間に

差し込まれたものがあるから

それをつまもうと また音色を探した

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