ランキングほど公平で公正で参考になるものはないと思ってる
ランキングほど参考になるものはない。
そして、おそらくこれが最も公平で公正な評価結果だろう。
少なくとも現時点では。
そりゃ、出版社だって参考にする。
というような事を書いていきたい。
ランキングへの否定的な意見を目にする事もあるので。
それでいて、賛同意見がや支持意見を見た事が無いので。
どこかに賛同・支持もあるのかもしれないが、俺はそれを見た事がない。
だが、ランキングはわかりやすい評価結果だ。
それも読者からの。
だから、何が最も読まれてるのかを知るのに便利だ。
そこから人気ジャンルや人気傾向などを推測しやすくなる。
だいたい、評価なんてのは、面白いからしてるもので。
その集合体としてのランキング上位があるわけなんだから。
よほどの例外でもないかぎり、ランキング上位がつまらないという事は無い。
ランキングにあるものはつまらないという人も当然いるだろう。
だけど、それは好みの方向が他の多くと違うという事だろう。
今更あらためて言う必要もないだろうけど。
そもそも、そういった人たちも含めてのランキング結果だ。
面白いと思わないから評価しない、という人も参加してる。
評価をしないという形で。
そういった人たちの中で抜きん出たのがランキング結果だろう。
だから、読むにあたってもランキングが参考になる。
他の人が評価したものだ。
それなりに面白いだろうとは思える。
あとは個人の感性の違いで、合う合わないが出てくるだろうが。
それは作品への個人的な評価でしかない。
より多くの集大成を否定する材料になぞなりえない。
なので、ランキングは参考になる。
面白いものを見つけたいなら、とりあえずランキング上位をあさってればいい。
特に長期間の累計での結果ならば、それなりに信頼出来る。
日間よりは週間の方がふるいにかけられてるだろう。
月間ならばなおのこと。
四半期、年間、更には累計ならばより確実な事がいえる。
俺はそう考えている。
もちろん、どうしてもランキングに入ってるものと好みが合わない人もいる。
それはもちろん知っている。
だが、それらも評価が出来る人のうちの一人でしかない。
それはそれで意見の一つだとしてもだ。
より多くの人が評価してるものがあるのだ。
そちらに目が行くのは当然のこと。
こういったものを参考・参照にするのは当然のこと。
何が問題なのかさっぱり分からない。
皆が楽しんでるものがどういったものか知っておくのの何が悪いのか?
ランキング否定となると、そういう方向に向かってしまいかねないと思うのだが。
で、こういう事を書いてると出てくると思うのが次の言葉。
「読者に媚びてどうする」
これが本当に不可解でしょうがない。
なんでこう言ってるのか分からない。
その理由は次のようになる。
「公表するなら読む人を意識して当たり前だろ」
思うのだが、読者というか他の人を意識しない。
そのつもりなら、わざわざ公開や公表する必要がない。
そもそも書き出す必要もない。
頭の中での空想に留めておけばよい。
せいぜい、忘れないように覚え書きを残すくらいか?
何にしても、人の目につくところに置いておく必要がない。
もし他の誰かに読まれたいなら、他の人の意向も意識しなくてはならないだろう。
何より高評価が欲しいならば。
違うのだろうか?
他人に読んでもらいたいなら、より多くの動向に注目する。
当たり前の事だと思うのだが。
これらを問題視する考えや意見が分からない。
なぜそうなのかが疑問だ。
そして。
他の人の評価など関係ない。
ランキングなど気にしない。
そういうならば、なおのことランキングなどへの否定を述べるべきではないだろう。
他人もランキングも気にしないなら、その結果などそれこそどうでも良いことなのだから。
そしてまあ、一番言いたいことだが。
今回こんなものを書く理由になったもの。
これについて書いていきたい。
出版社がランキングに注目してるといった意見だ。
そういったものを時折目にする。
そして、俺の見たところでは決して良い意味では使われてないようだった。
だが、これが俺には理解出来ない。
出版社がランキングを見ているのは当たり前だと思うのだが。
ランキングにのるくらいに支持されてる。
応援されてる。
そういったものに注目して何が問題なのか?
これが本当に分からない。
評価されてるものを採用するのは当然だと思うのだが。
それとも、評価されないものを採用しろと?
何故に?
ランキングにのるほど評価されてないが、面白いものはある。
そういう意見というか考えも見聞きした事はある。
だが、面白いなら評価されるだろう。
たんに知れ渡ってないだけか?
だったらそんな作品を知ってるあなたはやるべき事があるだろう。
「こんな面白い話があったよ!」
と他の人に伝える事だ。
それで多くの人に伝えていく。
面白ければそれで他の人も評価するだろう。
嫌でもランキングにのるし、注目される。
でも、評価されないんだ、と言うかもしれない。
だったら話は簡単だ。
あなたにとってその話が最高でも、他の人にとってはそうではない。
ただそれだけの事だ。
それは次の言葉にもあらわれている。
「なんでこんな話がランキングにのるんだ!」
ランキングの否定というか。
高ランクの作品を否定する時に見聞きする言葉だ。
この言葉ほど如実にあらわしてるものもないだろう。
自分と他人では考えや感性などが全然違うということを。
その中でも評価の高いものから採用していく。
当たり前の話だと思うが。
それの何がおかしいのかが分からない。
何が言いたいのか?
どういう考えでそうなってるのか?
不可解極まりない。
そして、不可解極まりない事を考えてるほど暇でもない。
それよりは明快で明確な事に目を向ける。
現時点においては、ランキングほど公平公正な判定結果は無い。
ほぼ同じ条件で誰もが参加してるのだから。
一人一人の評価の集大成として出てくるのがランキング・順位だ。
問題がないとはいわないが、他に適切な方法も思いつかない。
どうしてもランキングを否定したいなら、相応の何かを提示するしかないだろう。
でなければ何を言っても無駄なのだから。
そして、ランキングを参照にしながら。
自分に書けるものを書いていく。
もし人気が欲しいならそうするしかないのではなかろうか。
他に方法があるかもしれないが。
だが、あるなら知りたいところではある。
ランキングにのらなくても、高い評価を多く集める方法を。
あれば本当に知りたいものだ。
そして、埋もれた面白い作品に光をあてたい。
そういう人に言いたい。
ならば、まずあなたが評価してくれ。
もうしてるだろうけど。
点数を入れられるなら、あなたが入れてやってくれ。
そして、あなたが伝えていくしかないのでは?
面白いものがあったよと。
でなければひろまらないと思うのだが。
もちろん場所や状況を踏まえて。
やるべきでない場所や状況というのもある。
それを考えてから、適切な場所と時期に行うべきだ。
とまあ、なんかまとまりが。
ランキングについて思うところを書いてみた。
俺にとってランキングはあってありがたいものなので。
その支持や応援を形してみた。
本当にありがたいのよ。
読者としても。
だから分からないのよ。
なんで否定されるんだろうと。