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ヤマダの呪い

ようやく部屋に戻りひと休憩した、畳の部屋はいつまにか寝室なっていた、懐かしのお座敷布団がきちんと引いている


「まったく なにが、異世界だよ、完全な田舎のじゃねえか まったくナイトウさん増々変態度増してきやがって、明日から厳しめなツッコミ側になろうかな」


そうぶつくさ一人事言って、なんだかんだ、ハードな一日だっためスマホみてなかったあれっここ電波いっさいないじゃんちぇっひまだぜ、いろいろあったせいで、ねむー時計すらないからな、もう寝るかな

そう思いつつ疲れたので布団潜った、電気消して、うと寝する感覚おちいったころだった、なんか柔らかい感覚とした、おそる、おそる横向いてみると


「あんたぁ」


どこか見覚えあるような熟女が


「フランさん なんで、ちょっとぉ」

下手なドッキリよりびっくりしてなにも言えねえ、まだドキドキしやがる


「あんた、わたし、3年まったの、今夜ぐらいは」


「ちょいやめてよ もうやめてくれ、どっきりなんだろ、ナイトウさんそろそろ陰で隠れるやめて出て来いよ」


おれは、嫌な予感しながら、部屋から逃げて、ナイトウさんを探しにいった


この部屋かな?とっさに慌てて部屋の襖を全開


「ぎゃああかあぁあ」

喉太オッサンというか、化け物みたいな悲鳴いあげた


ナイトウさんなぜ全裸寝てたのか、まさかタイミング最悪だったかな


「ヤマダ、乙女夜は、のぞくの禁止だからな、さっさと出る」


俺は無言で襖を閉める


いや、ナイトウさんオッサンだろとツッコミいれたいだが


それにすぐそばで鳴き崩れるフランさん、ぼろ泣き状態だ


おそらくフランさん、俺にアピールすごかったから、きっと年下食いだったのかな、あっなんとなくわかった、きっとナイトウさんの妹なのかな歳も近そうなんで、あぁもうこれは、ナイトウさんが、悪いよな

裏で変なやり取りしたに違いない


俺はいかりままに襖開けた


「やっぱまた開けただな、変態が」


「いやナイトウさん それ俺が、言いたい」

だって彼は、またコリもせずネプリーグ姿に着替えてるし


「いい加減にしてくださいナイトウさん妹無茶ぶりハードすぎますよ せめて歳近い方してください」


「なんなんだな なんかあったのか」


「ナイトウさん、やっぱヤマダ、あの頃には戻れないのかな」

フランさんは泣き顔でナイトウさん腹で押し当て泣きだす


「そもそも矛盾ですよ ヤマダって苗字でしょ 」


「いや名前なんだな 王家は苗字ないから」


「いやいや もうジョーダンがめちゃくちゃですよ きちんと説明してくださいよ」


「あっそうだった忘れてた フランさん説明してなかった」


「えっなにが、あるのですか」


「ヤマダは各魔王にいろんな呪いかかってるんだ」


「えっじゃあ」


「うちも、最近なって気づいただがな」


「ヤマダ?フランをどんな風に見える」


「いやオカンだろ」


「うーんそうだな 細かくストレートにいってみん」


「正直太った年配の日本代表の熟女しかみえません」


「えっ」

さらに泣き崩れるフラン


「あぁあやっぱりなんだな呪いせいなんだな なあフランうちらは、無駄に3年東京で暮らしたわけじゃないだな、ヤマダ同意が必要なんだな」


「そうかしかたないですよね、ヤマダには、違う女性しか見えないこれじゃ愛せないそれにヤマダは記憶もない」


俺はまじまじこの奇妙な光景を目にしたなんとも言えない気持ちだった


「じゃあどうすればいいだよ その呪い解ける方法あるのかよ」


「魔王の盗伐なんだな その呪いを放った魔王が解かないと消えないだよ」


「あぁ分かった もうとことんその流れ付きやってやるから魔王盗伐してやるから」


「よし、じゃあそろそろ魔王盗伐始めるか ナイトウさん俺、彼女救うよ」


そういいながら俺たちは、不思議な寂れた村と自称女房フランを一泊したあと旅立つのであった


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