「ナイトウさんとデキてるの?」 イヤイヤないからな
「あんたーはーい」
俺はいま、自称女房のフランさんに猛烈な愛情うけている、彼女はお手製の田舎風家庭料理をハイで、俺に口運ぶ、ある意味罰ゲーム気分だ、いまにも爆笑してしまう
それに、ナイトウさんの女性ものネプリーグ姿と地獄図しかない
「うん おいしいだけどさ、これなんの肉だよ、なかなか噛み切らないだけどさ、なんかねっとりしてるだけどちゃんと焼いたの?」
「あんた、あいからわずね この肉はこんなもんなの 毎度いってるのに味はどう?」
「あぁ日本よくある家庭的な味だな、おいしいよ」
「よかったわー日本調味料使うと調節難しいの苦労したかえあったわ」
「よかったなフラン、ヤマダは日本料理好きだったからな」
「えっとフランさん、ナイトウさんにもそろそろベタベタしていいですよ」
「なんで?あんたぁ?ナイトウさんだよ」
「そうですよ お酌したほうがいいでは?」
「あっそうだった いけないいけない ナイトウさん今までご苦労さまでした、今後旦那をよろしくお願います」
「いいのか、フラン?」
「やっぱダメのような、いいような」
なにこの空気感、お互い戸惑い顔を傾げた、どうやら、そろそろアホ演技の打ち合わせも限度きたに違いない
「えっと、あんた、ちょいと聞きたいのさ?」
「えっとなんだよフランさん?」
「もしやだけど、ナイトウさんとデキてるの?」
「いや、ナイナイないからな」
「わたしはね、まあ、前から覚悟したの、さすがに数年独立女房も限度あるのかと」
「さすがに、ないないフランさん、うちの色気なんて、何度アピールしても通用しなかったからね 女としてないだな」
いや逆によく、どこからどう見てもオッサンのナイトウさんここまで思ってたのかとツッコミたい、もう笑いこらえるの限度だぜ、あぁもうだめだ、よしこの酒でがぶ飲みして落ち着かそう
ぶうううううーーなんだこの酒 辛げえぇー
「あんた、よくお酒なんて飲もうとしたね めちゃ苦手だったもんね 大丈夫、水飲む?」
「あぁすまねえ」
しかしナイトウさんよく平然とこんな癖ある酒飲んでたな何度あるのやら
そんな感じで、ナトトウさん、フランさんは一切ネタバレなしで、夕食を終えた