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ついたんだなこれが、王宮なんだな

そんなどこまで続くのかナイトウジョークを付き合っていると


「ついたんだなこれが、王宮なんだな」


「ハイハイ すげえ立派ですな」


たしかに立派なんだが、どっから見ても、田舎のボンボン古臭い和風な、でかい家だ


「なぁもっと王宮らしいの期待しただが」


「むちゃ言うなよ ここまで再現するのにどれくらい苦労したか、お前の無茶ぶりすごかっただぞ」


「はあぁそうかよ まあ冗談なんだからしかたねえ」

 そもそも俺は旅行気分でいってるんだ、楽しまないとな


「あんたー」


とぼとぼと、まるでドシンと音を立てても違和感ないような めちゃメタボでおっぱいを揺れながら、全部まるい体形の顔もTHE熟女の顔つきの日本田舎オカンみたいな女性が思いっきり手を振ってアピールしている


「あんたーようやく戻ってきて」


俺は、そのオカンに強烈なハグされた


しかし服装だけは一級品の貴族かよとツッコミたい香水も心地よい匂いなのもさらに腹立つ


「なにーぼけっと見てるだよ 女房だろ」


「あぁすまねえ ナイトウさんにお世話なっている ヤマダと言います よろしくお願いします」


「フランだぞ ほらーあんだけラブラブだった だろー」

ナイトウさん そして謎の熟女フランさんも 不思議そうな顔でも見ている


「だって、アレだろこの方ナイトウさんの奥さんだろ」


「HAAAHAAヤマダさすがにねえー どっかどう見てもお前の妃だろ」


「はあーいやいや」


「いやいや」


「あんたーやっぱ記憶戻らないのかーしかた、ないな」


「まあ、しかたないことだべー家で入るべ」


もう、ここまで悪乗りしたら最後まで、笑わずつきあってやるか さすがナイトウさんとことんやるよな




巨体な熟女フランさんに案内され俺は、とことんここまで追求していいかよと言いたい昭和チックな畳に部屋に案内された


なんか変わった小物多い部屋だなこの横、揺れてるサングラスひまわりにレコードセット

そして赤と黄ばんだ白ってファミコンかよ しかも年代もの液晶テレビよくのこってるな

しかもまたこの部屋も昭和アイドルポスターだらけ 絶対ナイトウさんの部屋だよな まったくどこまでこの悪乗り付き合えばいいのか、さすがに一泊目あたりでギブアップしようかな


するととっさに襖があいた


「うわーびっくりしたぜ」


そこにいたのは、長いピンクな女性もののネポリーグ着たマッチョな体と腹が目立つナイトウさん


「うわーやっぱナイトウさんそっちの趣味あるのかよ」


「だめかぁ たまにはやっぱ着たいだけど」


「うーんじゃあここなら許す都会だとまじでやめてくれよ」


「まあいっか 風呂わいたべ すまん先つい風呂番したら先入ってしまった」


「はいはいナイトウさんいいよ」


そういいながら案内されてお風呂もやはりここまでついきゅうするかという和風である


まあいっかさすが、ボンボン屋敷だなヒノキお風呂とはまたセンスーいいじゃないか


それしても石鹸しかないのかここは、どれだかわらねえぞ もういいや髪洗うのは流すだけいい

それしても石鹸匂いだけはセンスいいのがやはり腹立つなきっと自称女房のフランさんのかな


風呂あがるとフランさんとばったり目があったあれはとっさに股間にタオル巻いた

運がよくまだフランさん服ボタ一段目だった、あぶねえよ、こんな熟女のラッキーサービスあったら俺トラウマだったぞ


「一緒に、はいる?あんたー」


「いいえ遠慮します」

俺は、真顔で断った



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