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ナイトウさん、異世界まだですか?

異世界と言ってどんな、行動するのかとわくわくしながら期待しながらついてゆくと

立体駐車場についた



「まあ、これ乗りな」

ナイトウさんはそういいながらバンと音を立て手を乗せた


うんどっから見てもKトラですな 後ろの荷台めちゃ汚いし砂利ついてるしこんな高級車に囲まれる中よく都会で高額払って駐車場契約してたとは初めて知ったぜ

まあきたねえ傷おおい白い田舎を匂わすKトラだけどまあいいか今日のナイトウさんまじで、どこか連れてってくれそうだもんな


俺は旅行用カバンを荷台乗せて、安そうなエンジンを立て助手席に座った


「じゃあ、いこうかナイトウさん」


「おうじゃあ高速使うけどそれなり時間かかんねぇから安心しろな」


そう言ってまじで、普通の旅行みたいに初めてナイトウさん車乗った


案外Kトラってスピードでるのな 見るとどんどん追い越してる車見る

うんなんおかしいぞってナイトウさんメータ振り切りカンストしてるしよwwwもう笑い止まらなねえ

めちゃ早そうなBMWを余裕で追い越しるしww


「いまさらだけど ナイトウさん免許持ってるのかよ」


「失礼だな もってるぞほら、」


えっ免許ってこれだっけか いくら俺でさえ免許わかるからなナイトウさん見せたのは、オリコミ入ったパスポートしか見えないだけど


「ナイトウさん 免許だよ パスポートじゃなからね」


そんなこと言ってるとサイレン音やばいとおもった嫌な予感的中

初めて警察から止めなさいとアナンスされ一時停車した


あぁせっかくの旅行が、まさかのナイトウさんデタラメ免許で、このまま無事で帰れんのかよとため息を吐く


「いやーたまげたよ あんなスピードでよく綺麗に止まりますね Kトラで、こんなスピードでるもんですかね」

柔さやかな警察はニコニコな営業スマイルで近寄る


「あぁいけねえ 日本は、そこまでスピードだしちゃいけねえだっけか?」

とぼけた顔でナイトウさんインチキ免許持って警察とこに近寄る

あぁやべえきっと、警察方も笑顔崩れるだろうなまさか インチキ免許で走ると思ってないからね


「いやーたまげた国際免許取得してるのか どんな改造してるかわかりませんが、スピードほどほどしてくださいね あとで罰金等ほうは連絡通知行きます」

そういいながら書類サイン入れ案外そのまま走行許可されるナイトウさん なんかよくわからけど万事急須か



「もう冷や汗ものでしたよナイトウさん何キロだったの」


「あぁオーバ100キロだってよ 久々運転したけどやっぱ日本は走りにくいな」


えっ俺は目は点なるえっと高速って100キロなんで、200キロですかwwwおいおいKトラそんなスピードでるのかよ


そんなトラブルありながら東京から茨城の田舎小道をさまよう

「うわーなにもねえ ねえ見てよナイトウさんアレ牛じゃないうわーきづいたらトラクターで遅くなるし すげえ田舎って感じするよ 窓開けてよ うわーくさーなにこの匂い」


「肥し匂いだな この時期あるだよな」


「なぁナイトウさんまじで異世界つれってくれるのかよ」


「あぁまじでその気だぞ 覚悟きめたか」


空が、やけに夕焼けとなり紫で邪悪で不思議な感じした みたことな特殊な紫柄の蝶々が、ヒラヒラと飛んでいる やがて適当な砂利駐車場を駐車した

なんか夏なのにぬるい風がなびき、 いろんな種類のセミ音が響くそれに合わすようにカラスが妙な泣き顔で鳴く



徒歩数分少し丘を登るとめちゃ小さな駅にたどりつく


「大宝駅? よく見るとかわった神社が丘先に見える しかし小さい駅だな それしてもなんで、わざわざ電車使うだよ 車ダメなのかよ」


「まあ ついてこいな 王宮に帰るだろ」


時代合わない映画みたことある駅員さんがカチカチしながら近寄るナイトウさんは2枚切符差し出す


「うわーいまどきこんな駅まだ残ってるのかよ すげーレアだぜ


見渡す限り錆だからけの板の朽ち果てた看板 それに神秘的な瓦のホーム乗務員はうちらしかいない二人まつこと20分だったろうか、なにか楽しい予感しながら俺は無言でかわった時代に合わない不思議な空間を楽しむことに



すると妙なポンコツエンジン音を立てよくまあ生き残った電車もどきの錆と色あせた電車に入り込む


内装もすげえレトロ感時代合わない扇風機でまさかの小型ふただと思ったら、灰皿ついてるし

遠慮なくナイトウさん窓開けるし


「なあ、ヤマダこれな電車とは言わないな」


「なにで動いてるんだ」


「まあ車みたいなもんなんで」


「あぁ理解したよ」


そういいながら急に暗闇落ちる田舎をワクワク気分で眺める俺がいた

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