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歌姫は家に帰りたい  作者: さくら
いつのまにか…
9/13

行商



「いい天気〜〜!!」


よく晴れた日によそ行きの格好!

久しぶりのお出かけでワクワクしている。


「まり〜!早くしないと始まるぞ〜!」


ジークもテンション高めだ。

今日は待ちに待った、不思議な行商のショーに行く日!!


「「いってきまーーす!!!」」


「はぁーい!気をつけていってらっしゃい〜!」


2人でワクワクしながら向かう。


「どんなのが見れるのかな!」


「俺も楽しみにしてて、あんまり話を聞いてないんだ!行ったやつにはまだ話すなって言ってて!」


ほうほう、ジークはドラマとかネタバレが嫌なタイプか!

近づくにつれ、人が多くなってきた。


入り口でチケットを見せて、無事に会場に入る。

ここは村で集まりとかで使える野外ステージみたいなところだ。

半円状に人が座るところがあって、中心がステージみたいになっている。


私たちは真ん中寄りの前から2列目のなかなか、いい席が取れたのでは?!とジークとはしゃいでいた。


スーツを着たおじさまが出てきて、いよいよショーが始まった…!!


*****


「楽しかったなぁ〜!!」

「すごかった!!炎がぶわぁ〜ってなって!」

2人とも興奮気味で話しながら帰り道を歩く。


本当にすごかったのだ!

ショーもすごかったのだが、なんとこの世界!魔法があったのだ!!!!


魔法の存在を知らなかった。

生活の中に一切魔法の存在を感じなかったのだ!


現代の日本から考えると昭和?ぐらいの不便さなのだ!

洗濯も手洗いだし、服も毎日は変えないし、1番の不満は毎日頭が洗えないこと…!!


でもなぜか、髪の毛さらさらで痒くもないんだよね…

病気の時とか2、3日入らなかっただけで頭が痒くなってくるのに…


とりあえず、魔法があること!これは大発見だ!夜にナンシーさんとゴートンさんに聞いてみよう!


ジークはどこまで私のことを知っているのか分からないのだ。ナンシーさんとゴートンさんがジークにどこまで話しているのか…


魔法のこととついでにジークのことも聞いてみようっと…!


ジークと2人であれがすごかった!もう一回見たい!なんて騒ぎながら家に帰った。


後ろから黒い影が追っているとも知らずに…




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