豪華なご飯
久しぶりの投稿になりすみません。
簡単にあらすじ書きます!
音楽が大好きなだけの女子高校生まりは家族旅行で田舎に来ていた。田舎の山で見つけた滝の前で歌を歌う。歌い終わるといつのまにか知らない世界に飛ばされていた。飛ばされた世界では偶然出会った温かい家族に迎え入れられ、穏やかな日々を暮らしていた。
******
サーカスを見てから、1週間ほどが経った。
「ご飯できたわよー!」
ナンシーさんが奥にいるゴードンさんとジークを呼んでいる。
「わぁ!今日はすごく豪華だね」
お腹が減っていたのだろう、呼びかけの後すぐに来たジークが歓声をあげる。
そう、なぜか今日はごはんが豪華なのだ。
「今日は何かのお祝い事なんですか?」
「いや、特にお祝い事って訳ではないよ。まぁ、こんな日があったっていいじゃないか〜」
不思議に思ってナンシーさんに聞くが、特に理由などはなさそうだ。
まぁ、たまのご褒美だと思ってご飯を楽しもう!
「まり!そっちの肉!とってくれ!」
「こらジーク!肉は逃げないんだから立ち上がるんじゃないよ!」
みんなで食べるご飯はやっぱりおいしい。
その日はお腹がはち切れそうになるまでご飯を食べた。
*******