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22 ついに・・・
思えば、長い道のりでした……。私の目の前には、堂々とそびえたつ、銀狼騎士学校があります。
私は決意を新たに、その門をくぐり……
ピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピー
うるさいですね。なんでくぐれないんでしょう。首をかしげていると、
「おい。」
「ひゃいっ!?」
突然怖い声で呼ばれました。だ、誰ですか?
「にゃにゃにゃにゃ、にゃんでしょう!」
「お前、ちょっとこっち来い。」
噛みっ噛みで聞くと、なぜか頭を押さえられました。
その人は日に焼けた肌のがっしりした男の人です。
身長も見上げるほど高く、腕や足など程よく筋肉のついた鍛え上げられた体をしています。
20代ぐらいでしょう。
私の連載も、ついに・・・22話まで来ました!
クリステル「わー・・・。ぱちぱち」
メイドさん「私の出番はあるのでしょうか・・・?」
(*_*;汗メイドさんの小話考えなあかん!どうしよ((+_+))