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春夏秋冬


「おっかえりぃ!!モミジちゃん!!」


「暑苦しいっ!!!」


帰るなり、モミジに抱きつこうとする女子を、モミジは大きく突き飛ばす。女子は、綺麗な弧を描き、ぶっ飛ばされた。


「あー、わたし、ノックバックはつよいんだったなー」


「棒読み!!」


ぶっ飛ばされた女子は、手をついて起き上がり、モミジのゆっくり並みの棒読みに対して突っ込みを入れる。

もはやゆっくりの真似でもしているのだろうか(モミジの話)。


「相変わらずだなぁ……。で、誰あれ」


奥か青年が出てきて、ハルマを指差す。


青年の反応は、当然のものだろう。

いや、同居人(女子)がお出かけから帰ってきたら見知らぬ男を連れていたというのは、奇妙を軽く通り越し、不審と呼ばれる状況である。


「俺はハルマ!!なんかニートは転生したらチートになるっていう謎ジンクスを見事に体現した男だ!!」


不審と思われてるなら思い切り不審人物になろうじゃないか。もう定住の許可は(曖昧に)得ている!!

──どこかの無い無い尽くしの高校生に似た名乗りになってしまったのは、気のせいだ。


「ハルマ、か。聞かねー名前だな」


「転生者だって今言ったばっかだと思うんだが」


青年は、見かけによらず、かなり愉快な頭脳をお持ちらしい。

モミジにぶっ飛ばされた女子に至っては、言うにも及ばない。


「まぁ、こっちも。僕はイノ。で、こいつがツバキだ」


「よっろしくーー!!」


訂正。女子──ツバキの頭脳は、愉快どころか、素晴らしく素敵だった。


「で、ツバキはなんでモミジに抱きつこうとしたんだ?」


「あぁ、ツバキちゃんはね──」


「言わないでもらえます!?イメージが崩れる!!」


「登場して770字の奴にイメージも何もない」


「そんな短い!?」


「空白含む」


「短いっ!! そしてメタい!!」


ハルマのメタ発言に、ふつうに突っ込みを入れるツバキ。


「ツバキちゃんは、マゾでサドでショタコンでロリコンなんだよ」


モミジは真顔で恐ろしいことを口走る。

なにそれ。人間としての人格が破綻してるじゃねーか。多重人格とかのレベルじゃない。


「要するに、過度の変態、てことでいいのか?」


「うん」


なぜかツバキが返答する。

認めないのか認めたいのかどちらかにしろ。


さて、一人称っぽくなっている。

語り部って誰だっけ。あ、(りぺあ)だ。三人称だ、この小説。


うーん、メタい。


ハルマは家の中を見渡す。


「モミジに定住の許可を頂いたんだが」


「おけです」


「……いいんだ……」

はい、今回から後書き雑談インタビュー始めますっ!!


りぺあ(以下:り)「はい、第三話、春夏秋冬!!タイトルの意味、分かるかなぁ」


ハルマ(以下:ハ)「……季節に触れてるわけでもねーじゃん。なんで?」


り「簡単だよ?意外と。名前、よく考えてみなよ」


ハ「桜田春馬、モミジ、ツバキ……あっ。いや、え、でもイノ……夏??」


り「あはは、そこは分かりづらいよね。名前の由来としては、

『桜』田『春』馬で、春。

『モミジ(紅葉)』で、秋。

『ツバキ(椿)』で、冬。

イノが1番分かりづらいね。

『イノ』コヅチで、夏。

こんな感じ。だから春夏秋冬だね。」


ハ「なんだよ、イノコヅチって」


り「夏の植物。ネットで調べただけだけど。植物って意外と男子の名前に転用できないんだよ」


ハ「そらそうだ」


り「だよねー」


一同「wwwwwwwww」


はい、こんなテンションで後書き雑談続けていきます。

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