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お墓参り  作者: 水々
4/6

ボク~参~

改訂中

頭に入ってくる記憶、知識や思い出などから性格まで、全て入ってくる。 少し頭痛がする。


これが乗り移る感覚か、あまりしたいとは思わないな。


前を見るとクラスの半分以上の人が、ボクを見ていた。 そして思い出す。 こいつはさっき、おかしなことを言ったのだった。 流石さすがにこの視線はきつく、直ぐに席へ向かった。 一瞬、席がどこか分からなかったが、こいつの記憶の中にあった席へ向かうと、そこにはこいつの席があった。


どうやら記憶は正しそうだ。


そして気付く、先ほどからこいつの考えが、入って来て無いことに。


何故だ?


ボクに乗り移られている間は、考える事ができないのか? でもそれでは、この能力をもらった意味がない。 それに、まったくと言っていいほど操っているという感覚がない。 もとからこんな感じなのか? ……これは、カミサマに聞くしかないか。 会えるかどうかは、分からないが。


そしてふと思い出す。 乗り移っている間の自分の体は、どうなっているのだろう? 自分の席の方を見る。 そこには


「なあ、今日の宿題どこまでだっけ?」


「36ページまでだ、昨日メール送っただろ」


友達と話す、ボクの姿があった。


何……で………?

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