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心落  作者: とにあ
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秋雨

アスファルトを冷やす大雨を僕はじっと見つめてた。

夏の名残りのあら熱がじっくり流れてく。

蒸し暑さが底冷えに変わっていく。

湿気った服が乾きにくくなってじんわり体を冷やしてくる。

季節が変わっていく。

ガラスの水滴は激しく流れおち気持ちも揺れ動く。

君の微笑みが思い出せなくなっていく。

夏の思い出がリアルから虚構に変わっていく。

すれ違う人の世界。

僕はなにを迷ってる?

雨が降っている。

すべてを洗い流す大雨が。

じくり。と古傷の痛みが過去の名残り。


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