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心落  作者: とにあ
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きろるらきろるら今にも壊れそうなバランスで薄いステンレスのシーソーが揺れる。

軋む音はどこまでも永久機関を目指してる。

きろるらきろるら金属の軋む音。

シーソーが空気の重さを競ってる。

誰かが指差し囁いた。



アレは善悪のハカリ



ウソつき


否定したのにその誰かは笑ってた。


きろるらきろるら音は永久機関のように刻まれ続ける。

今なら思う。


きろるらきろるら境界で刻まれる金属の声。

誰も絶望の真実への鍵を開けようとはしない。

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