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はひふへほ
はねのはばたき
ひややかな眼差し
ふと過る希望
へいわのひ
ほろほろと鳴く鳥
はばたきは力強く
飛躍するためにいく
振れぬ心を持て
変化する流れに
宝玉の希望
白雪のころ
ひとり空を見上げた
降り積もる白が場を選ばず舞っている
ヘリを越えんとする水氷
ほのかな温もりも遠く
春の陽射し
ひらひら揺れるレェスカーテン
ふかり雪割る黄色い花
平坦な日常浮かれるころ
ほら雨が落ちる
豊潤な恵みあふれ
蛇の抜け殻
踏みしめる土の柔甘さ
陽射しキツく
激しい熱波の夏
花は落ち
ひらり落つ落葉
ふくふくと実る秋の実り
変化する流れ
豊穣の秋
はばたきの音はなく
ひらり落ちくる羽一枚
ふと見上げる空
平和のひ
ほろほろとなく鳥




