それって変だよ
母の服のセンスは、微妙です。なんでそんな服を着ているのか、それよりもどこで、そんな服を売っているのか、聞いてみたいものです。
母の服には、私が付けた名前がある服がある。
一つ目は、メキシカンセーター。
テンガロンハットをかぶった、おじさんたちが、
陽気にギターをかき鳴らすイメージの洋服。
色彩のセンスが、絶妙で、
なんとも言えず、メキシコを思わせる服です。
二つ目は、おおや まさこブラウス。
昔、いらした、大金持ちのおおや まさこさんを思わせる洋服です。
覚えていらっしゃるでしょうか?
フリフリの服を着て、「おとうちゃん」が口癖だった女性です。
彼女の服の特徴は、裾がフリルということ。
母の服は、変な感じに裾がフリル。
へそのすぐ下が、もう、フリル。
その服を着た母は、まるでバレリーナのようにも見えました。
三つ目は、もぐちゃんズボン。
命名したのは、父です。
結婚する前から、母がはいていたズボンで
何故、もぐチャンなのかは、不明です。
でも、母は、洋服をとても大切に着るので、
すべての服が、未だにあります。
もぐチャンズボンなど、実に40年以上タンスにしまってあります。
普段はおしゃれなのに、時々、外した格好をする母。
やっぱり、わざとなんですかね。