2/11
方向音痴にもほどがある
うちの母、ひどい方向音痴なんです。信じられないほどの、方向音痴話を書きます。
なにが信じられないって、うちの母親の方向音痴ぶりには、びっくりします。
みんなで母の実家に、車で里帰りしたときの話です。
当然、自分の実家だから、道くらい覚えていて当たり前だと思っていました。
ところが、母は道がわからないと言うのです。
そこで、車を降りて、酒屋さんに入り、道を聞くことにしました。
母は開口一番。
「私の家は、どこですか?」
そんな!! わかるわけないよ!!!!
また、ある時は、どうしても道がわからず、家の縁側に座っていたおばあさんに道を聞いた時のこと。
「あの、○○さんちは、どこですか?」
するとおばあさんが、こう言ったのです。
「何言っているの。ここは、あなたの家でしょ」
あろうことか、自分の母親に、道を聞くなんて、考えものだと思います。
こんな方向音痴の母でも、保険の外交員として働き、歩いてほうぼうの家を訪ねたのだから、
ちょっとびっくりです。