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雑文エッセイ「歌詞を考える~歌詞って俳句みたいに使える文字数が決まっているんだね~」

掲載日:2026/07/17

いや~、某『短編カフェ』という投稿サイトで歌詞を投稿している子がいたんで試しに覗いてみたんだけど、残念ながら私の心には響かなかった・・。

むーっ、歌の歌詞ってもっとインパクトがあるものだと思っていたんだけどなぁ。


これはあれか?メロディが付けばまた別に感じられるんだろうか?言葉だけ追うから陳腐に感じたのか?

でもちょっとだけ気づきがありました。それは言葉の文字数。


うん、歌詞ってメロディに合わせる必要があるからその箇所で使える文字数はおのずと決まってくるんだね。

勿論早口で言えば多く詰め込められるし、伸ばしまくれば短くても歌えるだろうから絶対ではないのだろうけど歌毎に大体の基準文字数はあるはずだ。


試しに安来節(島根民謡)のどじょう掬いパートだとこんな感じ。


あら、えっさっさ~

親父どこ行く 腰に篭下げて 前の小川に どじょう取りに

7-8-7-6文字

唄に千両の 値踏みがあれば どじょうは万両の 味がある

7-7-8-5

わしが生まれは 浜佐陀生まれ 朝まとうから どじょやどじょ

7-7-7-5

たった一夜の 時雨に濡れて 乱れましたよ 萩の花

7-7-7-5

高い山から 谷底見れば 乙女姿の どじょう掬い

7-7-7-6


うん、歌的には『どじょう』は2音なのかも知れないな。そう考えれば7-7-7-5で揃うもの。

因みに『腰に篭下げて』のところは早口で歌うのか、はたまた一音すっ飛ばすのかは不明だ。


で、民謡とかは節を繰り返して使いまわすけど、普通の歌謡曲にはAメロやらBメロ、そしてサビで構成されているらしいので最低でも3パターンくらいになるらしい。

いや、歌によってはCメロというものが入るやつもあるらしい。因みに『メロ』とはめろめろになると言う意味ではなくて『メロディ』の略らしい。なら『サビ』はなんなんだ?


まっ、このように歌詞と言うものは俳句なんかと同じで『音』で文字数を合わせるみたいです。

なの本来はまず曲、つまりメロディが出来てから、そのメロディに乗せる音数で歌詞を考えるんじゃないかな。


いや、歌詞側が音数をちゃんと揃えてあれば後から曲を当てはめることも出来るのか。

まっ、どっちが簡単なのかは判らないけど、どっちにしても未経験者には難しいのは変わらないね。


で、小説におけるこのAメロ、Bメロ、サビに該当するのが序盤と展開、そしてクライマックスだろう。

更に歌における2番目の歌詞は小説では新章ってとこなんじゃないかな。


そして最後の最後にサビを繰り返して盛り上げて終わるのが歌謡曲な気がする。

まっ、全部が全部そうだとは思わないけどね。


しかし歌詞かぁ。むーっ、こんな短く区切った言葉で構成しなければならないとなると考え方をがらりと変えないとならないよな。

悠長に文字稼ぎなんかしていられない。そもそも使える文字数が少な過ぎるからな。


それでいてAメロで引き込みBメロでサビに向かって助走させ、サビでどか~んと盛り上げなきゃならないんだから細かい描写なんか出来ないよ。

でも俳句みたいに音数を意識すればいいだけならば結構書けるのか?


例えばAメロの音数を仮に7-7-7-5とし、Bメロはちょっと変化をさせ7-5-7-7にして、サビの部分は5-7-5-7-7とすると取り敢えず決めれば、後はそこに言葉を当てはめるだけだから何とかなるか?

いや、その前にどうゆうシチュなのかを考えておかないと言葉が出てこないか。


むーっ、やっぱり歌なんだから恋する心情を歌い上げたいよね。でも演歌みたいなのはちょっと微妙だ。

だってここの子たちってお子ちゃまだからさっ!なので重いのは駄目なのよ。羽毛よりもライトでご都合主義な展開がお好みなはずなんだ。

ではちょっと作ってみよう。うん、こうゆうのって実はAIが得意かも知れない。


まず、音数のパターンとして

Aメロ:7-7-7-5

Bメロ:7-5-7-7

サビ部:5-7-5-7-7

としよう。そしてこれを2回繰り返す。その後、大トリとしてサビ部分を2回繰り返して一丁あがりとしよう。

むーっ、タイトルはどうしようかな。まっ、適当でいいか。


タイトル:そしてまた『夏』が来るっ!


Aメロ:去年の恋は もう遠い過去 つらい別れも セピア色

Bメロ:君の写真を 破り捨て 新たな恋に 胸は高鳴る

サビ部:そしてまた 恋に身を焼く 『夏』が来るっ! だから踊ろう!波乗りサンバっ!


Aメロ:夏にほだされ ふたりは燃えた だけどいつしか 秋風が 

Bメロ:抜け殻だった 秋が過ぎ 心寂しく 冬も過ごした

サビ部:だけどまた 恋に身を焼く 『夏』が来るっ! だから踊ろう!波乗りサンバっ!


サビ部:そしてまた あなたと出会う 『夏』が来るっ! だから踊ろう!波乗りルンバっ!

サビ部:そしてまた ギラギラ熱い 『夏』が来るっ! だから踊ろう!波乗りダンスっ!


ははは、音数は合っているけどメロディが思い浮かばん。と言うか短すぎじゃね?

うん、歌詞って結構ムズカシイかも・・。小説の方が簡単かもね。


と言うか、なんか軽い歌詞だなぁ。うん、まるでここのテンプレみたい。


-お後がよろしいようで。-

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