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玉砕


ヴェルト「結婚して下さい」

アル「無理」


アルは速攻拒否し、ヴェルトは見事に玉砕した。

ヴェルトはゆっくり顔を上げ、


ヴェルト「どうしても、ですか...?」

アル「無理だ」


粘ったがダメだった。

肩を落とすヴェルトを見て光一は思った。


光一 ( こいつ鬼畜やん )

アル「帰るぞ」


ヴェルトを置いてアルは帰り出した。

だが、光一とノアはヴェルトを放っておけず、


ノア「ドンマイ...」

光一「えぇ...元気だしてください、きっと"次"がありますから」


本当はもっと寄り添ってあげたいが、このままアルを一人で行動させるのは、絶対にダメなので2人は軽くヴェルトの背中に手を乗せすぐにアルの元へ走った。


アル「お前ら遅いぞ」

光一「お前が早いんだよ」


少し息を切らしながら光一が言っていると、


レイン「みんなー! ギルド登録出来たー!」


レインが嬉しそうにこちらへ走ってくる、その後ろからナリオスが軽く手を振っている。

全員が合流し宿へ戻る。


光一「レインもギルド登録出来たし、明日は適当な討伐依頼でもやるか」

レイン「やったー!」


宿の部屋に戻り今日起きた出来事をナリオス達に話した。


ナリ「えぇ! アルさん求婚されたんですか!?」

レイン「国家騎士団長に!?」


まぁ、そうそう信じては貰えなかった、


光一「まぁ、速攻拒否したけどね」

ナリ「えぇ! アルさん求婚を拒否したんですか!?」

レイン「国家騎士団長に!?」


連続で強い衝撃を受けた2人は少し固まってしまった。


ナリ「何事も起きなければ良いんですけど...」


そんな事を最後に言い明日の為に眠りについた。


次の日

光一達はギルドに行き簡単な魔物討伐の依頼を受ける。

討伐対象が居る所に向かっている最中、後ろの方から声が聞こえた。


ヴェルト「あれっ アルさんじゃないですか、奇遇ですね!」


めっっちゃニコニコのヴェルトがこちらへ走って来る。


ヴェルト「ここで合うのも何かの縁、結婚しませんか!」

アル「は? 無理」


今回もバッサリっと玉砕した、ただヴェルトはそれでも諦めなかった。


ヴェルト「不自由はさせません、結婚しませんか?」

アル「嫌だ」

ヴェルト「幸せにします、だから結婚しませんか?」

アル「 ... 」

ヴェルト「家事とか全部します、だから結婚しませんか?」

アル「はぁ...」

ヴェルト「金銭的にもよy...」


アルは痺れを切らし思いっきりヴェルトをぶん殴り空高くぶっ飛ばした。


アル「うるせぇんだよ!」


ヴェルトは高々と声を上げ空へ消えていった。


レイン「国家騎士団長を、」

ナリ「ぶん殴って、」

光一「空高く...」


3人は口を開けたまま固まってしまった。


アル「ほら、さっさと行くぞ」


そう言うとアルは先に進んだ。

その後光一達は討伐対象の魔物と対人し見事勝利。

レインは魔物を倒せて飛び跳ねながら喜んでいる。


レイン「魔物を倒したぞ!」


その後特に何事もなくギルドに戻り討伐報酬を得た。


光一「お腹空いたし、ご飯でも食べるか」


適当な店を選び席に座る。

すると隣の席から声がした。


ヴェルト「あれっ アルさんじゃないですか、奇遇ですね!」


またヴェルトがニコニコしながらこちっの席に近く。


ヴェルト「ここで合うのはきっと運命、僕とk...」


そう言いかけたその時には、アルの拳がヴェルトの目の前にあった。

とんでもない音と共にヴェルトは再度ぶっ飛ばされ店の壁を突き破った。


光一 ( この壁、誰が弁償するんだ... )


突き破られた壁を見ながら光一はそう思った。


✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳


結局、弁償は光一達がしなければならないし、店から追い出されるしで大変な思いをした光一達。


ナリ「結局ご飯、食べられませんでしたね...」

光一「金はめちゃくちゃ持ってかれたけどな...」


憂鬱な気分で帰り道を歩いていると、向こうからフードを被った人が果物の入った紙袋を持って歩い来る。


???「あっ、」

アル「うわっ」


フードを被った人とアルはぶつかってしまい、持っていた果物を落としてしまった。


アル「ちゃんと前見て歩けよ」


っと言うとアルは果物を拾いフードを被った人に渡す。


???「お優しいですね」


聞き馴染みのある声でフードを被った人が言う。


ヴェルト「その優しさに感激しました、僕とk...」

アル「気持ち悪いわ!」


っと言いながらアルが左頬にマジビンタが当たりヴェルトは意識を飛ばす。


数分後

ヴェルトが目を覚ます。


光一「おっ 起きた」

ヴェルト「皆さんは...?」

光一「先に帰りましたよ」


ヴェルトはゆっくりと立ち上がる。


光一「肩を貸しますよ」

ヴェルト「感謝する」


光一はヴェルトに肩を貸し一緒に歩く。


光一「ヴェルト...さん?」

ヴェルト「ヴェルトで良い」

光一「分かった、ヴェルト少し聞いて良いか?」

ヴェルト「構わん」


光一はずっと引っかかっていた事をヴェルトに聞いた。


光一「何でまだこの町に居るんだ?」

光一「騎士合同実施訓練はもう終わっただろ?」


少し間を開けてヴェルトが答える。


ヴェルト「騎士合同実施訓練はオマケさ」


まさかの回答に光一は驚いたがヴェルトはさらに続けた。


ヴェルト「本当の目的は"森の調査"だ」

光一「森!?」

魔素について

魔素は基本的には人体に害は無いが、

魔素の濃い場所に長時間居ると

"目眩や吐き気"などの症状に見舞われるので、

長時間の滞在は推奨されてない。

魔素はまだまだ謎が多く分かって無いことも多い

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