フレアⅢ
■概要
フレアⅢは、天華連盟が保有していた超大型の軌道衛星兵器である。
「ギガ・レーザー砲」とも呼ばれている。
衛星軌道上から超高出力レーザーを地表へ照射することで、広範囲へ壊滅的被害を与えることが可能。
・影響
単なる戦略兵器ではなく、国家そのものを消し飛ばしかねない兵器として恐れられており、実戦投入以前から世界情勢へ大きな影響を与えていた。
・動力
動力源は表向きには大規模電力供給システムとされているが、実際には国際条約で使用を禁止されている原子力機関が使用されている。
◆開発の歴史
・フレア
フレアⅢの原型となったのは、世界大戦時代にアメリカ軍が開発した兵器「フレア」である。
当時、各国ではSDの進化によって戦争が激化しており、それらを“地上戦そのものごと制圧する兵器”として開発された。
しかし、この段階では、まだ実戦投入には程遠いとされていた。
・フレアⅡ
その後、アメリカ軍は出力制御、衛星安定化、照射精度などを改良した発展型「フレアⅡ」を開発。
理論上は都市単位を焼却可能とされ、完成後は各国に対する強力な軍事的抑止力となった。
だが同時に、地表への一方的攻撃能力などが問題視され、世界規模の非難を受けることになる。
・フレアⅢ
後に、天華連盟がフレアⅡを奪取。
独自のエネルギー制御技術や衛星管制システムを投入し、改修を施したのが「フレアⅢ」である。
▼改修点
・出力効率
・照射速度
・連続照射性能
・軌道制御能力
・冷却システム
など
◆運用と実態
フレアシリーズは、その危険性から、アメリカ・天華の双方とも実戦では使用していない。
両国は実験照射映像や観測データを意図的に公開しており、それ自体が強烈な軍事的メッセージとなっていた。
つまりフレアは、「撃たないことで世界を従わせる兵器」として運用されていたのである。
◆世界からの非難
開発元であるアメリカ、奪取・改修を行った天華連盟の両者は、長年に渡って世界中から強い非難を受け続けている。
一部国家やメディアからは、「史上最悪の大量虐殺兵器」や「核の再来」などとまで呼ばれている。




