-拝啓僕を殺した-1章
-拝啓僕を殺した-
主人公 月 新は春から公立生涼寺高校に通う高校生
いつも通り学校に通う中
自分自身の違和感に疑問を持ち始める
自身が自分ではない
周りが自分に対する評価と『今』の自分に戸惑い始める
母の墓参りに行き帰り際突然目の前に現れた
虜白と出会い『それ』に気づく
新の周りで起こる様々な事件を虜白と共に解決する
異世界転生や魔法、怪奇現象が起こるわけでもなく
月 新の学校生活、人間関係を描いたごく『普通』の物語
-拝啓僕を殺した-
-敬具-
それでは
謹んで申し上げる
8月半ば快晴の空、蝉の声と共に陽炎が立つ
こんな炎天下の中、坂道を自転車を漕いで登校だなんて無茶を言う
汗だくになりながらも目にかかるまで伸びた前髪を掻き分け学校へ向かう
ここ海鳴町は田舎町、正確に言うと都会ではない
少し行けば山があり海がある人口は3万人程度の少し大きめの町である
季節には行事や祭を行う
どうやらもうすぐ祭りがある『らしい』
そのおかげか町は朝から祭りの準備だななんだので活気づいている
「・・・・祭りは苦手だ」
(その性格を相まってこの登校中の風景だが僕は1人である
なーに、1人でいることを決して恥じてはいない
僕は友達がいなくて根暗で毎朝誰かと一緒に登校したり部活や放課後に友達といわゆる『青春』がしたいわけでも決してない!)
・・・・考え事はやめよう今朝は炎天下ただでさえ朝から体力を消耗する
気のせいかやけに自転車が重い
特に荷台が重い
そんなことを考えてる間にあっという間に学校に到着する
今日も始まるもうすでに始まっている
校門の前少し強めに風が吹く
長く伸びた前髪を掻き分け
『いつも通り』の山の上にある学校から見渡した今日の町は妙に騒がしく不穏だ
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???「おっす、新おはよう」
(申し遅れた僕の名前は 月 新
春からこの公立生涼寺高校に通う16歳
おうし座 右利き 蛇が苦手である 好きなアニメは微動戦記マッタク 独りがが好きで
決してボッチというものではない!大切なことだ
大事なところは独りが好きである
敢えてという言葉を知らない君たちに送らせていただこう)
???「なーにぶつくさ言ってんだ朝から」
下駄箱で靴を履き替える僕に話しかけたのは爽やか好青年善人イケメンこと蓮見 蒼
春から一緒にこの生涼寺高校に通う隣のクラスの弓道部の期待の新人
何をするにしても人並み以上にこなし文武共に優れている
おまけに人当りもよくその顔立ち性格もあってどうやら人気者らしい
と噂をすると
女子生徒1「蓮見くん今日もかっこいい。この春から1年生でもう弓道部の期待の新人と呼ばれるほどらしいよ。おまけに文武両道で人当りも良いって最高じゃん。。。どうやら人気者らしい」
女子生徒2「ふつくしすぎる」
さっき僕が思ったことを口に出して復唱してくれたらしい
ありがとう感謝の言葉を述べさしてくれ・・・
『どうやら人気者らしい』ってのは僕の人格が言葉に投影されていないか?
余計なお世話だ!
改めて言葉にして聞くと僕は残念だ。いや、彼が優れすぎている
そんな彼と対極ともいえる僕に挨拶をするのは
彼と僕は友達『らしい』
友達?彼からしたら僕は友達以上いわゆる親友『らしい』
新「おはよう・・・」
『いつも通り』そっけなく挨拶をする
蒼「なぁ、新 弓道やらないの?弓道やらないんだとしたらさ俺が部活休みの時とか放課後『昔』みたいにゲーセン行って『クソニートファイターズ6』や『フェイクオブ派遣です』したり遊びに行こうぜ」
新「行かない」
かつての俺達が遊んでいたであろうゲームのタイトルはあまりにも魅力的だ
常人であれば目に触れることもないだろう
新「1度は触ってみたい・・・」
唾を吐くように急ぎ足で背を向け教室歩き出した
蒼「新・・・・・・・・・・・何でもない」
長い廊下を抜け教室足を踏み入れようとした
???「新、お弁当」
どうやら僕の物語第1章は登場人物の紹介で幕を開けるらしい
ご愛読ありがとうございます
いかがだったでしょうか
引き続き物語を描かせていただきます
だらだらと話を伸ばすつもりはありません
次章も読んでいただけたら幸いです




