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銀色の螺旋  作者: かっぱ巻き定食
2/7

episode2

「異世界?!」


「まて、俺はどうなったんだ、妻は、おなかの子は無事なのか?」


「これからどうなる?異世界ってなんなんだ」


俺の頭は半分パニックで物事の整理が追いついていない


「そんなに一度に質問されては困ります」


「ひとつずつ説明していますね」


女は優しく微笑みを見せ語りだす。


「まず最初に、あなたは死にました。そして、これから別世界に転送されます。心も体もそのままなので安心してください」


俺はそれを聞いても全く意味が分からなかった。


「つ、妻は…」


「そう、焦らず聞いてください。」


女はまた笑みを見せたと思うと深刻な顔になり話を続ける。


「奥さまの状況は私にも分かりません。申し訳ありません」


「でも、安心してください。容態は分かりませんが母子ともに生きてると言うのは確実です。もし、死んだなら私の元に伝達が届きますので、」


その言葉を聞き俺は少し安堵を浮かべた。


女神はその後淡々と話を続けた。


異世界と呼ばれる世界でこれから生きていくこと、元いた世界からひとつだけ願った物を持って行けること、やがて元の世界に帰れる可能性があること、


「では、これから新しい生活を楽しんでください。」


何が起こったのか納得もできないまま俺は異世界へ放たれるのであった。


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