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【異世界転生】理想の執事を目指します  作者: 夜空のスピカ
第6章 2度目の炎のダンジョン
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アイスクリーム



 屋敷へと帰り、玄関の扉を開くと、母様とアイリスが出迎えてくれる。

 

「お帰りなさい。無事なようで安心したわ」 

「ただいま帰りました」


 母様が優しく抱きしめてくれる。

 早めに戻ってきたつもりだったが、それでも心配させてしまったらしい。


 2人がいるなら丁度良いかと、ジャックを紹介する。

 

「……縫いぐるみ?」

「縫いぐるみがお友達だなんて、ユーリオン様にも子供らしい所があったんですね」


 ジャックが僕の腕の中から飛び出し、自分の足で立つと、お辞儀をする。


「……動いた」

「ユーリオン様が動かしているんですか?」

「ジャックはレイスで、今は縫いぐるみの中にいるんだ」

「今度はレイスですか……アンデッド系を仲間にするなんて凄いですね」 


 2人にもジャックは受け入れてもらえたので、良かった。

 これで安心して旅にも連れて行ける。


 ピエリスとエレナは、母様達にどうだったか話す為、リビングの方へ移動する。

 僕はニクス、繭のハクア、ジャックを連れて自室へと移動した。


 ひとまず、繭をベッドに立てかけると、繭用のベッドを用意する。

 木の容器に柔らかい布を敷き、繭を入れる。

 

「ニクス、日の当たる場所と当たらない場所、どっちが良いのかな?」

「そこまで繊細じゃないから、どっちでも良いと思うわよ」


 間違って誰かが蹴ったら困るので、床は止めておこう。 

 転げ落ちないかの不安はあるが、テーブルの上の方が安全かな。


「ジャック、ハクアの事見ててもらえる?」

「ええ、お任せください」

「ありがとう」


 僕はアイスを作る為、キッチンへと向かう。

 夕飯の支度をするには早い時間だったので、丁度空いていた。


 まずは生クリームを作ろう。

 牛乳から乳脂肪分以外を分離すればいい。


 本来なら加熱殺菌したり、冷却したりと手間が必要になる。

 この辺は錬金術で省略させてもらう。

 だいたい牛乳1000gから生クリーム100gくらいが出来る。


 ボウルに卵黄と砂糖を入れて良く混ぜる。

 次に、鍋に生クリームと牛乳を入れて弱火で加熱する。

 ボウルに鍋の中身を入れて混ぜて、冷やす。

 

 屋敷の冷蔵庫では、凍らすほど冷やせないので、ストレージを使う。 

 滑らかになるように、30分おきに混ぜれば完成だ。

 夕食の後にでも出そう。


 バニラエキスやチョコも欲しいが、売っているのを見た事が無い。

 個人的にはチョコミントが好きだけど、無い物ねだりしても仕方ない。

 ヤマトの方になら、あるのだろうか。


 夕食の時間までは、ニクスとジャックと3人で過ごす。

 ニクスが、ルール覚えたてのジャックにチェスで負け、ムキになったのが可愛かった。


 デザートに出したアイスクリームは喜ばれた。

 エレナは初めて食べたようで感動していた。


 母様達も以前食べた物より美味しいと言ってくれたので、嬉しい。

 ニクスも喜んでくれたが、ジャックには、食べさせてあげられないのが残念だ。

 

「興味はありますが、食欲が存在しないので、あまりお気になさらず」


 ジャックはそう言ってくれるが、今後も1人だけ見ているだけなのは悲しい。

 何とかできないだろうか。

 そんな事を考えながら眠りについた。








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