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【異世界転生】理想の執事を目指します  作者: 夜空のスピカ
第6章 2度目の炎のダンジョン
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2度目の炎のダンジョン5



 起こす時間となったので、テントで寝ているピエリスを起こす。

 パンにスープと、簡単な食事を済ませる。


 土壁や浴槽、テントを片づけると、19階層へ向けて出発する。 

 20階層のフロアボスが近いので、19階層では極力戦闘は行わず、進行した。


 いつも通り扉の前で休憩を取ってから、20階層のフロアボスに挑む。

 中には、身長が2mはありそうな赤い鎧が1体待ち構えていた。

 

 一瞬人かと思うが、そんなはずはない。

 鑑定してみると、赤い鎧は当然フロアボスだった。

 

【名:フレイムナイト】【レベル:20】

【魔法適正】『光/0』『闇/0』『火/30』『水/0』『土/0』『風/0』『無/25』

【称号】『フロアボス(炎のダンジョン20階層)』

【スキル】『火術Lv5』『剣術Lv.5』『盾術Lv.5』『硬化Lv.3』『身体強化Lv3』

『火耐性Lv3』『異常耐性(毒、麻痺、魅了)Lv3』


 10階層のヒートゴーレムは、大きさを活かし、パワフルな戦いをした。

 20階層のフレイムナイトは、騎士に見えるし、対照的に技術的な戦いをするのかな。


 フレイムナイトは目に火が灯ると、剣を抜き、盾を構え、戦闘態勢に入る。

 こちらも簡単に作戦を決めると、戦闘に入る。 


 ピエリスが両手に剣を持つと、速さを活かし仕掛ける。

 フレイムナイトの技量は予想通り高く、盾で受け流し、反撃もしてくる。

 ピエリスの方が手数は多い為、攻撃は当たるのだが、鎧が硬く、決定打にはならない。


 作戦通り、ピエリスが戦いながら位置を調整し、フレイムナイトを挟む形にする。

 肩にハクアを乗せたエレナが突撃し、ピエリスが一旦距離を置く。

 

 エレナの槍は盾で受け流されるが、予定通りだ。

 ハクアがフレイムナイトの足に糸を絡ませ、動きを鈍くする。


 その隙に僕とピエリスが、2方向から水魔法を放つ。

 片方は盾で防がれるだろうが、もう片方は直撃するはずだ。


 ピエリスの方は盾で防ぎ、こちらには炎を纏わせた剣を投げてきた。

 火魔法を放ってきたらニクスが防ぎ、攻撃を続ける予定だったが、これは予想していなかった。

 

 僕は攻撃を中断し、剣を回避する。  

 僕が回避に転じたのを確認すると、盾で防ぎながらピエリスに突撃する。


 攻撃を中断しても、途中まで放っていた水魔法が消える訳では無い。

 なので、ダメージは与えられたが、あの状況で最小限に抑えられてしまった。


 ピエリスはシールドバッシュを避けるが、フレイムナイトの狙いは当てる事では無かった。 

 避ける事に意識を割いた隙に、ピエリスの剣を片方奪い、その剣で斬りつける。

 ピエリスは剣で防ぐが、そのまま力任せに吹っ飛ばされる。


「ピエリス!? エレナ、ピエリスのサ援護へ」

「わかりました!」

 

 エレナをピエリスの元へ向かわせると、僕はフレイムナイトに突撃する。 

 ソウルイーターで斬りつけるが、盾で受け流されてしまう。

 普通に防がれたならば、性能の差で盾ごと切り裂けるが、それも理解しているのだろう。


 レベルやスキルで勝っていても、技量の差では負けている。

 このまま純粋に戦って、その技術を学ばせて頂きたいが、授業料が命になっては笑えない。

 ここからは、何でもありでやらせてもらう。


 地面から石槍を生やすが、硬化のスキルで防がれ、貫く事はできなかった。

 だが、動きを止められたのならば、それで十分だ。

 

 その間にフレイムナイトの立っている地面を泥に変える。

 フレイムナイトは全身鎧で重い為、どんどん沈んでいく。


 フレイムナイトが剣と盾を投げつけてくるが、当たらないし、当てる気もないのだろう。

 自身に炎を纏い、その熱で泥を固め、這い上がろうとするが、そんな時間は与えない。 


 沈んでいない上半身をソウルイーターで真っ二つにする。

 鎧の下半身が泥の中に沈んでいく。


 倒した事を確認すると、魔石を回収し、ピエリスの元へ向かう。 


「ピエリス、大丈夫?」

「ええ、斬撃は防いだのですが、吹っ飛ばされた衝撃が。ポーション飲んで少し休めば大丈夫ですよ」


 宝箱の中には『熱耐性(小)の腕輪』が入っていた。

 小でも、有るのと無いのとでは、全然違うだろう。

 腕輪は水魔法の使えないエレナに装備させた。

 

 

 










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