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王様ゲームって気まずいよね

「夢?どうした?最近様子がおかしいぞ」


「いや、なんでもない、、、」


「何か困っていることがあったら、俺に言うんだぞ?」


「何でも相談してくれよな!」


「ありがとう大樹たいき、、、、、、」


と、夢が恥ずかしそうに言う。なぜ最近夢の様子がおかしい理由は、




大樹に惚れたからである、、、、でも、大樹はその事を知らない。


■ 遡ること数日前。



クラスメイトのノリの良い仲良しグループで、遊んでいるときの出来事。


訳あって王様ゲームを、することになった。


大樹と夢は多数決で、反対したが、その他は、満場一致の賛成だった。


票数で負けているので、無理矢理にでもやるしかない。




あとで聞いた話だが、裏で夢と大樹を、くっつける作戦を練っていたという。


「まぁ、余計なお世話だ。」


「どうせ、俺一人でも、夢に告白していたのに、、、、、、」


王様だーれだ!


「はいっ!」


と、勢いよく、仲良しグループの一人、胡羽こはねが声を出す。


「え~っと何にしようかなぁ」


自慢げにニヤニヤしながら、命令を出す。


「よし、決めた。命令は1番が、2番に好きだと言う!!」


大樹と夢が、心の中で思う。


「最初から攻めすぎじゃね!?」


攻めすぎなのも、よく分かる。


「1番と2番誰~と、これまた、仲良しグループの一人、達也たつやが言う」


「はい!」


と、大樹と夢がハモった。


そう、大樹と夢は昔から気がよく合うのである。


「え、俺が夢にす、好きというのか????」


「ええ、当たり前よ。私が王様なんだから」


「わかった」


数秒後、、、、、、、


「夢、好きだ」


な、なんと、超ストレートに大樹が言う。


普通は、否定するだろ            by作者


夢の頬が、赤く染まる。なんて、ロマンチックなのか。


胸に、矢が刺さったとでも言うのか。


「、、、、、、、、、」


その場がシーンとする。


「気まずい。気まずすぎる。」


誰もがそう思ったであろう。


「も、もう終わろう。」


気まず過ぎた為か、思わず大樹の口から声が出た。


「そ、そうだな  汗」


「ごめんな?」


達也が、大樹の切り上げの合図に、賛成する。





「と、まぁこんな感じの事が数日前あった。」


「あぁ、できればもう、こんなことしたくないなぁ」


そんなに王様ゲームが、気まずかったのか思ったことを、ついつい口に出す。


考えれば、考えるほど、夢の顔が頭に浮かぶ、、、、、


「、、、って俺何考えてるんだ、、、」


「完全に夢の事、気になっているみたいじゃないか」


「そんなはずない、でもあいつは、ただの幼馴染みで、、、、、、、」


「もう、考えるな俺、余計に考えてしまうだろうがぁぁ」


「ドンドンドン」


大樹が、頭を机にぶつける。


お察しの通り大樹は考えすぎなのである。それに加えてバカ。


「キーンコーンカーンコーン」


「授業が終わった。よし、帰るか。」


独り言のように呟いた。すると、夢が、


「私とい、一緒に帰ろうよ」


と、勇気を振り絞って話しかけてきた。


「い、良いよ」


二人とも恥ずかしそうに、目を合わせる。






■ 次回 気まずい帰り道    見てくださいよ、、、、?








「面白かった!」


又は、「面白くなかった」


等でも良いので、思ったことを正直にお聞かせください!!

作者が、喜びます!!

また、誤字っているところ等ありましたら、教えてください。何卒よろしくお願い致します。

それでは、、、、、、、、


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