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夢の物語 ─The DreaMans Story!─  作者: 日花梨遊
始まる物語(ストーリー)編
3/15

父の過去!戦いの歴史

前回の夢の物語!

花という女子高生のおかげで、なんとか校長室に行けた俺だったが、そこに居たのはまさかの……?!


「えっ、父さん……?」


俺が驚愕する理由とは?

その目で見てみろ第3話!どうぞっ!

「父……さん?」

「ああ、久しぶり。」


夢野侑希(ゆうき)。夢野の父親にして、かつて()()()()()にて世界を救った英雄として名を響かせている。


「今まで何してたんだよ?!息子に一つ連絡しないで……!」

「悪かったな。本当はもうちょっと早めに教えても良かったんだが……なぁ、『聖邪戦記』って知ってるか?」

「聖邪戦記?うーん……どこかで見たような……

……あ、もしかして……」

「お、知っているのか?」

「たしか前に見た歴史書の中でその事が……ただ軽く書かれてるだけだった感じがしてさ。」

「そうか、では俺が改めて話してやる。あの戦いそして!──()()()()についてな。」

「わかった……!」


真剣な表情に勇は息を飲み、彼の話を聞いた。


──時は遡る事17年前。

先祖代々、俺達夢野の一族の宿敵である、「邪龍神」の血を継ぐ存在、「メアス」が誕生し、「邪龍軍」という軍を立ち上げ、この世を侵略しようとしていた。邪龍軍は破壊と滅亡を繰り返す、正しく邪悪な存在そのものだった。


「情報部より電報。情報部より電報。八代市に邪龍軍進軍。住民の避難には成功したものの、市は壊滅状態との事。」

「む。行くぞ侑希!」

「はい!父さん!」


俺は親父率いる「聖英軍」に所属し、数々の兵士達を打ち倒してきた。


「後は……頼……んだ……ぞ……夢……野……一族……の……未来……を……」

「父さーーん!!!」


「……っ。」

「そうか、あいつは……

今日は休め。後は俺が引き受ける。」

「ですが……」

「どんな奴でも仲間を失った悲しみは大きい。人間ってそういう奴らだからな。とにかく休め。な?」

「侑希さん……はい!」


犠牲を出しながらも、軍の兵士達を倒し、遂にメアスと直接対決をすることになった。 しかし、メアスは強かった……


「!その玉は……!!」

「フッフッフ……ハァァッ!!」

「やめろー!!っ!!うぉぉぉ……!!」

「フン……ハッ!!」

「!?威力が……!!うっ……ぐっ……がぁぁーーーっ!!!」

「……ここは……

!!夢野市が……!!」

「ユウキ……お前だけは簡単に死なさんぞ……!」


何人もの聖英軍の兵士たちが犠牲になってしまった上に、俺の故郷である「夢野市」に住む人々も全員殺されちまった……歴代代表者含めて、な。

俺も精一杯対抗したが、悔しい事に刃が立たなかった。それどころか、メアスは死んでいった両軍の戦士たちの魂を吸収し、強くなっていくばかりだった……


「優歌ァァァッ!!!」

「侑……君……ごめん……ね……」

「こんな時に謝んなよ……クソっ……!!」

「ねぇ……侑……君……」

「なんだ……?!」

「大……丈夫……きっと……また……会える……から……だから……頼ん……だよ……みん……な……のこ……と……」

「 優歌ッ!?優歌ァァァァァァッ!!!!」

「もう諦めろ……何もかも失ったお前に、何が出来る?」


そして、メアスはお前の母親であり、俺の妻である『夢野優歌』を殺した……俺の目の前でな。

そのメアスの行動に、俺はかつてない程の怒りと悲しみを覚えたんだ。


「ッ……!!うぉぉぉぉぉッ!!!!」

「!?なんだ、この力は!?

グッ……!?グハァッ!!」


その強大な怒りと悲しみを力に変え、俺はメアスを倒すことに成功した……

だが、あいつは最後こう言った。


「グァァァァッ!!!!

これで終わったと思うなよ……ハァッ!!」

「何ッ!?グッ……!!

これは……!!力が……!無くなっ……て……っ……」


あいつは死ぬ前とある呪いを俺にかけやがった。 表すなら、「力を封印する呪い」をな。


「必ず蘇り……貴様を殺す……その時まで……精々足掻けよ……フッ………ハッハッハッハッ……」

「……やっ……た……倒し……た……」



(──ここは……そうか、俺死ねたんだ……やっと、みんなの下へ……)

「……さん!侑希さん!目を覚ましてください!!」

(声が……聞こえる……

確か……えっと……誰だっけ……)


「さっさと起きなさいよこのバカッ!!アンタまで死んだら、あの子はどうすんのよ!!」

「俺達はお前ではない……悲しみを聞くことはできても、完全に傷を癒すことできない。だが、お前が辛かったらいつでもお前の元へ駆けつける!!出来る事があればなんでもする!!だから逝くな!!侑希!!」 

「貴方はここで死ぬべきではありません……!!あの子のためにも……!!戻ってきてください、侑希さん……!!」


(……そうか……こんな所じゃ……絶対に……死ねない……!!)


「ん……っ……みん……な……」

「侑希さん!良かった……!……本当に……良かったです……!」

「もうっ!!心配させるんじゃないわよ!!」

「……ごめん。」

「謝らなくていい。本当によく頑張った……お前は。」

「みんな……ありがとう。……っ……!」

「 ……少し失礼しますね。

──!これは……」


解く方法は一つ。

『火、水、雷、風。この4つの力を持つ者が力を注ぐ』、というものだった。


「……そうか、だったら……!」

「!急に動いては……!」

「こうしてる間にも困ってる奴がいるんだ!早く動かねーと……!!」

「だったら!──せめて、俺たちも手伝わせてくれ。」

「全くその通りね!準備もとっくにできてるわ、早速行きましょ!」

「皆さんがそう仰るのでしたら……但し、無理はし過ぎないで

──いえ、貴方は無理を()()()()()()()体質でしたね。では、取り掛かりましょう!」


そこから力を取り戻すための旅に向けて準備がはじまり、初めに俺はこの夢ノ原市を作った。だがそんな一瞬で作れるほどの力は、まだ回復してなかった。能力も封印されてるはずだった……

──だが本の一瞬だけ開放できた。何故使うことができたか。それは今でも分かんないけどな。

その一瞬の奇跡の力で、まずはビル含めて場所の再建を行い……

それから更に1週間経ち、何とか落ち着いてきた頃、俺は火、水、雷、風の力を持つ者を探す為の旅の準備を始めた。


「──よし、こんな感じでいいだろう。」

「今の貴方でしたら、何も心配はいらないですね。」

「まぁな。一応、やばくなったら一旦帰ってくるさ。」

「……た、たまには連絡しなさいよ。帰って来れなくなったらいつでも駆けつけるから。も、もちろん常識の範囲内でね!」

「わかってるって!──あっ、いやダメだ!」

「何が、よ?」

「勇の事だよ。たしかに安全の確認だったり世話のやり方とかはなんとか教えれたけどさ。ほら、皆にも生活があるだろ?任せっきりにするのはな……。」

「なら、こうするのはどうだ?」


長期間│つ、過酷になるかもしれない旅に、当時赤ん坊であるお前を連れてはいけなかった……

そこで、仲間たちの意見を元に俺はネットで、お世話や、戦闘能力などを育ててほしいという事を条件にメイドや執事を募集したんだ。


「この条件で、個々をこうして、最後はこうなってっと!完成!どうだ?!」

「ふむ……さすがは侑希だ。初確認のはずがこの時点で完成されすぎている。」

「添削はいらないわ。このまま投稿しましょ。」

「よしっ!あとは貼り付けて……こっちにも投稿してっと……これでオッケー!」

「これであとは待つだけですね。どうです?頑張った証に、都内の電気街にでも。」

「お前が言うなんて珍しいな!?よーし、アニメグッズ買いまくりに行こーぜ!」


それから3日後、30人のメイドと執事。それぞれ15人ずつ集まった。

しかも、戦闘を教えられる者や、料理が上手い者など優秀なメイドや執事達が多く集まってくれたおかげで、安心して旅支度をすることができた。


「あれからさらに一週間……流石にもう安心だな。

じゃあ行ってくるぜ、みんな!」

「行ってらっしゃいませ、侑希様!」

「おう!勇の事頼んだぞー!」


俺は仲間、そしてメイド、執事達に勇を託し、行方不明というレッテルを自ら貼り、その上偽名を使って全世界を飛び回った。しかし、その4人は見つからなかった……あいつが間違えるわけがない。もしやメアスが嘘の解除方法を……と色々疑ったのもあって、ひとまず踏ん切りをつけ、お前が7歳になる頃にここに帰ってきたんだ。そして帰ってきたことも秘密にして、最終的に今が良いと思い、ビル宛に入学願いの手紙を出して今ここに呼び出したって訳だ。


「──っと、こんな感じだ。長くなってすまねぇな。」

「いや、大丈夫だよ。父さんがどうなっていたか……少し気になってったし、それが聞けただけで安心したよ。」

「それを言うなら、メイド達に聞けば何ごとも無いって言うし、しかもメイドや執事に甘えてるとか、自分のしたいことしてるって言うから、安心したぜ。」

「なっ……!?は、恥ずかしいから言うのやめろよ!」


恥ずかしさのあまり顔を赤くしながら言う。


「おっ、お前が赤面するなんて……初めてみたな!じゃあ、他の秘密とか言ってやろうか?」

「だ、だから言うなって!ほら、そこにが……あれ?いない……」

「ははっ!お前が俺の話を聞いている時に、こっそり教室に帰らせたんだよ!」

「なんだよ〜……じゃあ恥ずかしがる意味なかったじゃん……」

「はははっ……」


笑いながら腕時計を見ると、すっかり午後の1時になっていた。


「おっと。もうこんな時間か……これ以上は時間がもったいない。

早速試験、するか?」

「!そうだ!試験!ただ手紙と制服だけだったから疑ったぜ! 」

「できるならほぼ初見、って感じにしてほしかったからな。まぁそんなことはおいておいて、俺の学園にはもちろん試験がある。本来は筆記試験なんだが……

お前には、『戦闘試験』をしてもらう。」

「せんとうしけん?戦闘なら得意だぜ!

……つまり、その試験って戦うのか?」

「その通り!名前のとおり、お前にはある人物と戦闘を行ってもらう。」

「おお……!! よし!やるぞっ!

じゃあ、会場は?どこで?」

「待て、対戦相手だけ教える。ちょっと待ってろ!」


侑希は花に電話をかける。


「花!あいつを連れてきてくれ!」

「はい、わかりました!」

「あいつ……?」


数分も立たない頃、花が校長室の扉をノック。


「連れてきました!」


同時に扉の前で話しかける。


「おっ、来たか……ふっふっふ……見て驚くなよ!お前の対戦相手は……こいつだ!」

「!お前は……!」


扉の前にいた人物とは一体──?

長年会わなかった父との再会をし、居なかったあいだの説明を受けた勇。

戦闘試験の場所を聞いた瞬間、侑希により対戦者の紹介をされる。

果たしてそこ対戦者とは……?


次回!

「戦闘試験!~夢と勇気の戦士VS闇の戦士~」


──Dキャラ紹介!──

さて、今回のDキャラは~?こちら!

・夢野侑希

年齢 31歳

身長 185cm

誕生日 10月7日

趣味 音楽鑑賞、困ってる人の手助け

特技 ダンス(主に明るめの曲)

勇の父親であり、夢野学園の校長。

性格は明るい上に優しい。

その性格から、生徒教師共に人気があり、よく相談されることが多い。

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