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音のない歌詞

直線

作者: 渋音符




 愚直な私を()じ切らないで

 繊維はとうに切れてしまった

 折り曲げるくらいで丁度いいの

 いくらでも骨を折るわ

 信念を曲げてばっかで

 つまんない世界

 広がんない視界

 脳みそを溢して馬鹿で

 何回も同じこと繰り返している

 曲がって誰かとぶつかって

 また折れ曲がって

 憧れを抱いたまま沈む

 吐き出す空気と体温と命が眩しくて

 手放さざるを得ずに

 抱いたまま死んだ奴らを羨んだ

 愚直なままじゃいられない

 折り曲げないと生きれない

 ただ千切るのはやめてくれ

 私はまだ諦めていない

 曲がりながら回りながら

 それでも前に伸びていく影

 誰にも止められない

 迂回してでも進むんだ

 遠回りでもいいさ届くなら

 どんだけかかったっていい

 何度何回折り曲がっても

 途中で止まることはない



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