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籠の中の鳥

作者: 福口哲郎
掲載日:2026/04/10


いつからだろう?


望んだわけではない

しかし

いつの間にかここにいた


ここは

まるで窮屈な籠のなかに閉じ込められているようだ



でも、籠には穴があいてるんだ

外の自由な世界と

無限の希望と繋がっている穴が

ただ自分自身では気づく事ができない

そんな穴が・・・


いや 気づいてても気づかない振りをしている

ただなんとなく生きているっていう、現状で満足しているんだろうね

ここにいれば、餌も貰えるし 敵に襲われることもない

何不自由することはない

不満はない



だから飛び出せない

飛び立つための勇気が足りないんだろうね



自由を束縛しているはずの籠も、世間の冷たさから身を守ってくれる

世間体や体裁、社会的地位という

そう

籠の中の鳥は、生きていく生活だけは保証されている

自由でもないけど、不自由でもない

居心地は、棲めば棲むほど

別にそれほど悪くもない

いや

むしろ冬は暖かく

夏は涼しい

ぬるい風

居心地もいいだろう


そんな場所なんだろう


ただ恐いんだろうね

自由になるのが・・・・

不安なんだろうね

餌も何も与えられず

生きていかなければいけないのが


どこへ行けばいいのかわからない

一歩外へ出れば

何が起こるかわからない

危険ばかりかもしれない

ずっと、誰かに飼われていれば

普通の幸せを手にして

ある程度の生活は保証され

一生を終えるのもいいのではないか?


でもそれが本当に幸せなのだろうか?


背中には夢という名の翼が生えているはずなのに

だったらあの大空を自由に飛びたいよ

好きなだけ飛びたいよ

誰にも邪魔されず

自由を手にいれたい

いきたいとこにいき

やりたいことはなんでもやりたい


籠の中の鳥は、空を自由に羽ばたく鳥に憧れ

自由を手に入れた鳥は、毎日餌を貰える籠の中の鳥を羨ましく思う


どっちがいいのかなんて

わからない


でも 立派な翼があるのなら

一度は勇気を持って

おもいっきり飛んでみるのもいいだろう



一生に一度ぐらい


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― 新着の感想 ―
 福口哲郎さん、こんにちは。 「籠の中の鳥」拝読致しました。  最新作「公園に棲む人」を拝読したのち、作者様ホームページから検索しました。  籠の中の鳥だけど。  出口があるのは気付いている。  …
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